Shitennoji University

  • ホーム
  • お知らせ
  • 高齢者の褥瘡予防と身体拘束防止について知識を深める、大韓療養病院協会(韓国)の看護師が高齢者ケア研修で来学

お知らせ 高齢者の褥瘡予防と身体拘束防止について知識を深める、大韓療養病院協会(韓国)の看護師が高齢者ケア研修で来学

全般のお知らせ

2026年10月16日、韓国・大韓療養病院協会の看護職や管理者の皆様(15名)が、2026年度「韓国高齢者ケア研修」で来学され、褥瘡予防の基本と身体拘束防止について、本学老年看護学の教員・大学院生が講師となり、研修を行いました。

須原学長からの挨拶

研修の目的は、「高齢者看護および褥瘡ケアの基礎的知識の実際について、日本の病院や高齢者ケア施設を見学し、日本の褥瘡予防に関する施策などを知ることで韓国内の高齢者ケアへの一助とすること」です。本学看護学部では、9号館(看護棟)の実習室やデブリーフィングルームを使った講義と演習、シミュレーションセンターの見学や紹介を行いました。

シミュレーションセンター見学1
シミュレーションセンター見学2

まずは山崎看護学部長が、看護学部の紹介と高齢者ケアにおける褥瘡予防と身体拘束の防止について講義をしました。従来の医療者が褥瘡を作らない(予防する)という考えから、今は、その人の活動する力(もてる力の維持や活動する機会)を促進することで褥瘡を予防することが大切という、より対象者の視点に立ったケアの重要性について説明しました。

また、身体拘束の防止では、韓国もケアする人が多忙で、時間がないから拘束してしまうなど、日本の状況と似ている実情がありました。韓国には、患者の身体的な世話をする看病人という職種があり普段から患者のことをよく知っているため、看病人の方と連携し、患者の好きなもの(趣味や音楽)をケアに取り入れると、患者が落ち着き、拘束せずに過ごすことができるかもしれないという課題の解決策などについても討議されました。

講義の後は、実習室で背抜きの演習

スライディンググローブ(写真中の緑の長い手袋)を用いて背抜きの体験演習が行われました。ベッドを上げて身体を起こしたときに、背抜きをしないと、背中などの背部にズレや局所的な圧が生じ、褥瘡の原因になってしまいます。寝たきりの高齢者の方などは自力で体勢を直すことができません。背抜きは、そのズレや圧をなくすために重要なケアで、介助グローブをはめた両腕を患者さんの背中に入れ、ズレや圧を開放するケアです。摩擦を少なくするためにグローブを活用します。

さすが臨床で働いている皆さん!
各グループで、どうしたら上手くできるかなどの話し合いが盛り上がり、あっという間に演習時間が過ぎました。

半日という短い時間でしたが、皆さんの笑顔あふれる楽しく有意義な時間となりました。「また来たい!」という声もあり、今後ますます両国の高齢者ケアの充実を目標に協力して取り組んで参ります。

研修前にはランチ体験も!

最後になりましたが、本学自慢の学食COCODININGでランチ体験をしてもらいました。
皆さん、スマホで翻訳しながら何を食べるか迷っていました。ガッツセットが人気でした!

一覧に戻る

資料請求 デジタル
パンフレット
オープン
キャンパス