四天王寺大学看護学部では、3年次生(4年次生も可)を対象として、希望学生全員に、出生時に胎外呼吸循環が順調に移行できない新生児に対して、いかにして心肺蘇生法を行うべきかを学ぶことを目的とした新生児蘇生法(Neonatal Cardiopulmonary Resuscitation)講習会を開催しています。
日本周産期・新生児医学会では、「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立をめざし、2007年から新生児蘇生法(NCPR)普及事業をスタートさせました。全国で開催されるこのNCPR講習会受講後の試験を受けて合格すると、3年間有効の新生児蘇生法修了認定証書と写真入りカードをもらうことができます。この講習会を受講し、修了認定資格を得るということは、標準的な新生児蘇生法の理論と技術を習熟しているという証であり、産科や新生児救急で働く医師・助産師・看護師・救急救命士等においては職務上必須とも言える資格です。しかしながら、「日本周産期・新生児医学会公認インストラクター資格」を持ったインストラクターや受講会場の確保ができない、また、日程が合わない、などの理由で、看護学生や新人看護師・助産師が自分で講習会を受講することは、かなり難しいです。
本学看護学部では、認定を受けたインストラクター資格を持った教員が複数いるため、2025年度より学長奨励金をいただいて必要な機材を購入できたので、希望学生全員にいつでも何回でも講習会を開催することができるようになりました!
今回は、2026年10月2日(金)に開催した第5回NCPR講習会の様子をお届けします。


今年度は、本学で行ったこの講習会を受講して認定試験にすでに合格している4年次生の先輩学生が講習会のアシスタントとして3年次生の後輩学生にNCPR修了認定資格取得支援を行ってくれました!



4名の4年次生先輩(下の写真:後方4名)がしっかりと受講生をサポートし、全員が認定試験に合格し、2025年からの合格者率100%更新!(合格者計26名)という素晴らしい結果になりました!

本学看護学部では、この取組によって学生が助産師・看護師となって多くの児の救命と重篤な障害の回避に貢献し、我が国の母子救命につながっていくことを期待しています!