7月25日(土)、2026年度前期オープンカレッジとして、文学部日本学科・矢羽野教授による講座「幕末・明治の大阪漢学 懐徳堂と泊園書院」を開催しました。
講座では、儒学を中心とした総合的な学問である漢学について解説されたのち、懐徳堂・泊園書院をはじめとする大坂・大阪の漢学塾の歴史が紹介されました。
あわせて、藤井寺市の道明寺天満宮で今も続く釈奠(せきてん、孔子を祀る儀礼)についても触れられ、大坂の漢学が近代以降も地域に根づいてきたことが示されました。
また、本学近辺の歴史にも話が及びました。
懐徳堂の教授であった並河寒泉は、幕末に河内・摂津の天皇陵調査を委嘱され、羽曳野市・藤井寺市一帯を実地調査。
仁賢天皇陵の所在地特定にあたり地元での聞き取りを重ね、「埴生(ハニフ)」が訛って「羽曳(ハビキ)」の字が当てられるに至った経緯を明らかにしました。現在の「羽曳野(ハビキノ)」の地名由来が幕末の学者によって解き明かさたという歴史は、本学のオープンカレッジを受講いただいた皆さまにとっても身近な地域史を見つめ直す機会となりました。
ご受講いただいた皆さま、誠にありがとうございました。




2026年度前期オープンカレッジでは、このほかにも多彩な講座を開講しております。
ご興味のある講座がございましたら、ぜひご受講ください。

地域連携・研究推進センター