7月25日(土)、2026年度前期オープンカレッジとして、文学部日本学科・辰巳講師による講座「世界遺産候補『飛鳥・藤原の宮都』を知る」を開催しました。
※翌7月26日(日)、第48回ユネスコ世界遺産委員会において、「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産一覧表への記載が正式に決定いたしました。
講座では、古墳時代における古墳の形状(前方後円墳・帆立貝墳・円墳・方墳)が、時代と共に変化していく過程から解説がスタート。
そのうえで、段ノ塚古墳・牽牛子塚古墳・野口王墓古墳・中尾山古墳など、現在確認されている八角墳が紹介されました。
さらに、『論語』や『旧唐書』にみえる封禅の「八角方封」、『万葉集』所収の柿本人麻呂による天皇讃歌(「八隅知之」)などを手がかりに、古代中国に由来する「八」の思想が、飛鳥時代の宮都や寺院、そして天皇陵の形状にどのように取り入れられていったのかが読み解かれました。
辰巳講師は文学部日本学科で日本考古学における陵墓や埴輪の研究を専門とされ、実際に遺跡の発掘などにも数多く携わられています。
飛鳥・藤原の宮都での発掘時の写真を交えた実体験なども紹介され、受講者の皆さんにとって世界遺産登録のニュースに対する理解が更に深まる時間となりました。




ご受講いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
2026年度前期オープンカレッジでは、このほかにも様々な講座を開講しております。
ご興味のある講座がございましたら、ぜひご受講ください。

地域連携・研究推進センター