12月6日(土)、本学にて羽曳野市、藤井寺市と連携した取り組み「地域連携学生企画プロジェクト発表会」ならびに「市長と語るタウンミーティング」が開催されました。
「地域連携学生企画プロジェクト」は、本学で身に付けた利他の精神や日々の学びを活かし、学生ならではの視点で、羽曳野市および藤井寺市より提示された地域課題を解決する企画を立案・提案するものです。
学生による地域での実地調査、取材、分析、試作品の制作などにかかる資金は、本学後援会からのご支援により活動しています。
第7回となる今年度は、過去最多13チームによる選考を通過した6チームが活動し、以下のテーマで発表を行いました。
| 受賞 | チーム | テーマ |
|---|---|---|
| 光と歴史のタイムフライズ (人文社会学部国際キャリア学科3回生) | 【自由テーマ】 プロジェクションマッピングと市内周遊型スタンプラリー | |
| 藤井寺市長賞 | 結び~musubi~ (経営学部経営学科4回生) | 【大学課題】 多世代交流を活かした地域活性化 |
| アサヒ (経営学部経営学科3回生) | 【藤井寺市課題】 万博閉幕後の観光拠点「アイセルシュラホール」の活用方法 | |
| 羽曳野市長賞 | ご当地VTuberプロジェクト (経営学部経営学科1回生) | 【羽曳野市課題】 若者世代にささるまちの魅力とその伝え方 |
| 最優秀賞 | 涼やかなチーム (文学部日本学科2回生) | 【藤井寺市課題】 市政60周年を意識した市民参加型の企画 |
| 恋する古墳乙女たち (経営学部経営学科1回生) | 【自由テーマ】 恋する羽曳野・藤井寺プロジェクト 古墳と結婚と未来のまちづくり |




発表会では、地域での実地調査や取材、他県の先進事例を参考にした企画、来場者を巻き込んだ体験型のプレゼン等を通じて、両市の地域課題の解決策が提案されました。
最優秀賞は、藤井寺市の市政60周年記念企画として、市民の老若男女が簡単に作れる藤井寺市オリジナルデザインのプラコップ風鈴を市内各所に飾り期間限定でスタンプラリー化し、ふじいでら市民まつりでフィナーレとして集結させる企画を、具体的な収支計画や実物サンプルとともに提案した、チーム「涼やかなチーム」が受賞しました。




表彰後は羽曳野市長、藤井寺市副市長からそれぞれの市長賞、学長から最優秀賞について講評のうえ、閉会の辞として後援会会長より総評を頂きました。
次年度以降も、本学学生の発想力を地域課題の解決に活かすため、地域連携学生企画プロジェクトに取り組んで参ります。

「市長と語るタウンミーティング in 四天王寺大学」は市長と本学学生が地域の更なる活性化へ向けて、直接意見を交わす取り組みです。
今年度は地域活性化やまちづくりに興味がある1回生から4回生までの学生12名が出席しました。
学生からは「市のホームページや公式SNSに対する提案」「古市古墳群の認知度を高めるための施策」「市民の生活利便性を高めるオンデマンドバスの導入」等について、学生ならではの視点で提案されました。
羽曳野市 山入端市長からは学生の一つ一つの意見に対して丁寧にご回答いただき、そこから更に意見を交わすなど、大変活発で有意義な意見交換が行われました。
今後も両市との更なる連携を推進し、南大阪地域の発展ならびに教育研究の活性化を図って参ります。





地域連携・研究推進センター