四天王寺大学 地域連携・研究推進センター みらい科学教育推進室は、11月15日(土)に気象庁奈良地方気象台との連携プログラムを開催しました。
はじめに奈良地方気象台より、気象観測や予警報の発表など、気象庁の業務についてご紹介いただいたのち、若手職員の方から、自治体と連携した地域における防災力向上に関する取組や、測器点検や予報官の補助など、日々の具体的な業務内容についてお話しいただきました。


その後、気象台内の見学時間を設けていただき、屋上に設置された観測設備や、予報官をはじめとする職員の方々が実際に業務を行っている部屋などを見学しました。


台内見学後は、ワークショップ「気象庁ウェブサイトから情報を取ってみよう」を実施。天気や雨雲の動き、平均気温の平年との比較、警報や土砂災害の危険度などについて、職員の方のサポートを受けながら参加者それぞれが気象庁のWebサイトで情報を調べました。


ワークショップ後は、気象台から約1km離れた場所にある観測露場を見学させていただきました。雨量計や積雪計等の観測機器について、その仕組みや計測方法などをご説明いただきました。
今回のプログラムでは、気象台の業務現場の見学や自ら気象情報を調べるワークショップを通じて、気象台の役割を多面的に学び、気象をより身近に感じることができました。

