| 研究代表者氏名 |
井村 有里
(イムラ ユリ) |
所属 |
教育学部
教育学科 |
職位 | 講師 |
|---|---|---|---|---|---|
| 研究種目 | 基盤研究(C) | 研究課題番号 | 26K06018 | ||
現行の学習指導要領では「言語能力の確実な育成,理数教育の充実」が求められています。科学分野のみならず世界の最新の情報は英語で発信されることから、理系的素養を持ち、生涯にわたって学び続ける人材を育成するためには、子どもたちに英語の有用性を実感させる必要があります。本研究では、小学校から高等学校までの理科の天文分野の授業の中で、英語を苦手と感じる児童・生徒も視野に入れ、既習の英語を用いることで、理科と英語の学びが深まる教材を開発することを目的としています。
各国の小中高等学校教科書における地上視点での天体の学習は、異なる緯度で異なる高度の運動が扱われていると考えられます。本研究では緯度の異なる国ごとに、代表的な天体や天体の運動の学習方法の違いについて教科書比較を行い、同時に塚本ほか(2019)の卓上プラネタリウムの改良による各国の天体の運動の再現を試み、これらを用いたCLIL型授業の構築に取り組みます。卓上プラネタリウムは児童生徒自身が操作を行い、時刻と方角、緯度を指定できる構造とし、各国からの観察視点での天体の学習を取り入れることを通じて,CLILの4C (Content, Cognition, Communication, Culture)の実現と同時に、児童生徒の空間認知能力の向上が期待されます。
この科研費について、さらに詳しく知りたい方は、下記をクリック!
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26K06018
※国立情報学研究所の科研費データベースへリンクします。
| 研究代表者氏名 |
植 朗子
(ウエ アキコ) |
所属 |
文学部
日本学科 |
職位 | 准教授 |
|---|---|---|---|---|---|
| 研究種目 | 基盤研究(C) | 研究課題番号 | 26K03643 | ||
本研究は、マンガを原作とする新作能の革新性と、それがもたらした社会文化的インパクトを明らかにすることを目的とする。能は舞台装置を最小限に抑え、観客の想像力に依存して状況を描出する日本特有の伝統芸能であり、マンガやアニメとは表現技法が大きく異なる。能とマンガという2つの芸術は、一見すると対照的な表現形式を持つが、能とマンガの融合によって芸術創造における新たな可能性を生み出した。
本研究では、マンガを原作とする新作能(以下、「マンガ能」とする)を分析対象とし、他のアダプテーション作品(アニメ・映画)との比較を通じて、その相互関係と革新性を検証する。これにより、伝統芸能における新たな表現手法の開拓、現代社会における能の再評価、さらには能の持続的可能性への貢献を目指す。
本研究は、新作能/マンガ/アニメという3つの芸術分野を横断的に分析することを特徴とする。さらに、「マンガ能」がマンガファンに受け入れられた社会文化的背景を明らかにすることで、「マンガ能」の伝統芸術の革新モデルとしての可能性を示す。本研究の成果は、伝統芸術の革新的モデルとして他の芸術分野にも示唆を与え、マンガ文化の今後の発展にも寄与できることが期待される。
この科研費について、さらに詳しく知りたい方は、下記をクリック!
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26K03643
※国立情報学研究所の科研費データベースへリンクします。
| 研究代表者氏名 |
岡野 明美
(オカノ アケミ) |
所属 |
看護学部
看護学科 |
職位 | 教授 |
|---|---|---|---|---|---|
| 研究種目 | 基盤研究(C) | 研究課題番号 | 25K14223 | ||
本研究の目的は、地域包括支援センターの認知症高齢者の生活支援に向けたコーディネーション教育プログラムを実施し、その効果の有無を明らかにすることである。
包括には包括活動を展開するにおいての共通する教育基盤がなく、認知症の疾患や支援や制度の知識に専門職の差が予測される。また全国レベルでの包括の人材育成の基盤や方針(田中ら,2021)は構築しておらず、コーディネーション力を高める研修等は見当たらない。教育の必要性やニーズがあるが教育体制が整っていない状況に対する研究であるところに学術的独自性がある。また共生と予防の社会を実現させるには、認知症の一般的知識ではなく、支援困難事例を多職種他組織と話し合える力量や地域支援を展開する方法の習得などが求められると考える。本教育プログラムは、3職種が共通の教育基盤をもつ研修機会であること、認知症の精神症状の理解、ファシリテーション、地区診断の講義と講師内容を行動につなげるための会議運営、地域支援に関するスキルの獲得等研究を通して得られた知見からコーディネーション力が高まると予測された内容を教育に組込んでいる点に創造性があると考える。
この科研費について、さらに詳しく知りたい方は、下記をクリック!
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-25K14223
※国立情報学研究所の科研費データベースへリンクします。
| 研究代表者氏名 |
小柴 和香
(コシバ ワカ) |
所属 |
教育学部
教育学科 |
職位 | 准教授 |
|---|---|---|---|---|---|
| 研究種目 | 基盤研究(C) | 研究課題番号 | 26K04103 | ||
本研究の目的は、小学校英語教育において教職課程履修学生が授業で英語を使用する際のスキャフォルディングストラテジーの特徴・変化・課題を明らかにすることである。具体的には、模擬授業および小学校における絵本読み聞かせ活動の発話データを収集・分析し、ストラテジーの使用傾向や機能を検討する。さらに、教職課程における指導を通じて、それらの方略がどのように変化するかを明らかにし、効果的な指導のあり方について示唆を得ることを目的とする。
本研究により、小学校英語教育における教職課程履修学生のスキャフォルディングストラテジーの使用実態とその変化が明らかになる。これにより、英語を用いた授業内相互作用を支える具体的な指導方略に関する知見が蓄積される。また、これらの知見に基づき、教職課程における指導内容の改善や、より効果的な教員養成のあり方への示唆を提示することが期待される。さらに、EFL環境における初期段階学習者への支援に関する研究として、国際的な知見の発展にも貢献する。
この科研費について、さらに詳しく知りたい方は、下記をクリック!
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26K04103
※国立情報学研究所の科研費データベースへリンクします。
| 研究代表者氏名 |
杉本 多加子
(スギモト タカコ) |
所属 |
看護学部
看護学科 |
職位 | 講師 |
|---|---|---|---|---|---|
| 研究種目 | 基盤研究(C) | 研究課題番号 | 26K13968 | ||
本研究は,認知症カフェの課題を解決しながら認知症カフェの運営を継続できる人材を育成し,地域共生と認知症予防の実効により,たとえ認知症になったとしても,だれもが住み慣れた地域で暮らしていける社会を創生するという視点と認知症カフェに携わる医療職、特に看護師に特化した運営教育プログラムの試用の結果を評価する「認知症カフェに携わる看護職のための教育プログラムの開発」に関する研究である.研究の目的 ① 認知症カフェに携わる看護職に関する教育プログラムを作成する. ② 作成した運営教育プログラムを実証することで運営教育プログラムを活用し,認知症カフェの運営が継続できる.である。
教育プログラムを作成し、実践により認知症カフェの運営に看護職が看護の視点を持って参加することで、認知症カフェの運営維持のみならず,来場した高齢者の健康管理,認知症予防,安全な環境の提供を実現し,持続可能な認知症カフェの新しいあり方を創出し、たとえ認知症になったとしても,だれもが住み慣れた地域で暮らしていける社会を創生することができる。
この科研費について、さらに詳しく知りたい方は、下記をクリック!
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26K13968
※国立情報学研究所の科研費データベースへリンクします。
| 研究代表者氏名 |
鈴木 浩太
(スズキ コウタ) |
所属 |
教育学部
教育学科 |
職位 | 准教授 |
|---|---|---|---|---|---|
| 研究種目 | 基盤研究(C) | 研究課題番号 | 26K06265 | ||
本研究では、自己管理スキル(学校、家庭、認知)の発達に合わせた注意欠如多動症(ADHD)児の支援システムを構築することをめざす。ADHD児の困難さは、自己管理スキルの未獲得に関係する。発達に伴い、求められる自己管理スキルは学校・家庭で変化していく。また、適応制御などの認知機能の発達は、自己管理スキルの獲得に関わる。しかし、学校・家庭における自己管理スキルの発達が不明であり、背景にある認知メカニズムも検討されていない。そこで、以下の3点を明らかにすることを目的として、調査を実施する。それらの知見に基づき支援システムを構築する。
ADHD児は、自己管理に課題を抱えることが多く、自己管理スキルの獲得に焦点を当てて、支援することが有効である。しかし、学校・家庭で必要な自己管理スキルの発達に不明な点もある。また、背景にある認知メカニズムは検討されていない。本研究では、学校の調査、家庭の調査、認知機能の調査から自己管理スキルの獲得の発達過程を明らかにする。明らかにした知見に基づいて、支援システムを作成し、学校における実践で適用の可能性を検証する。本研究によって、日本国内の自己管理スキルの実態が明らかになり、この知見はADHD児の評価に用いることができる可能性がある。また、本研究は、ADHD児を対象にした自己管理スキルの支援システムを提案するため、支援方法の整理につながると考えられる。本成果によって、子どもの特徴に応じた支援が実現されることが期待される。
この科研費について、さらに詳しく知りたい方は、下記をクリック!
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26K06265
※国立情報学研究所の科研費データベースへリンクします。
| 研究代表者氏名 |
波田野 希美
(ハダノ ノゾミ) |
所属 |
看護学部
看護学科 |
職位 | 講師 |
|---|---|---|---|---|---|
| 研究種目 | 基盤研究(C) | 研究課題番号 | 26K06173 | ||
近年、子どもが抱える健康課題は多様化・複雑化しており、学校において健康管理の中核を担う養護教諭の役割は一層重要となっている。一方で、養護教諭には初任期から高度で幅広い実践力が求められるにもかかわらず、救急対応や保護者・教職員との連携等に困難を感じる者が多く、心理的負担や早期離職の要因となっていることが指摘されている。このような状況に対しては、実践的能力の向上に加え、職務に対する自信や有能感、すなわち自己効力感を高める教育的支援が必要であると考えられる。
しかしながら、養護教諭養成課程における教育は、これまで主として知識や技術の習得に重点が置かれており、実際の学校現場に即した総合的な対応力や自己効力感の形成にどのように寄与するかについては十分に検討されていない。
そこで本研究は、初任期養護教諭を想定した卒前教育として、学校現場における救急対応場面を再現したシミュレーション教育プログラムを開発し、その教育的効果を実証的に明らかにすることを目的とする。
初任期養護教諭が直面する困難に対応するためには、応急処置技術の習得にとどまらず、状況判断や多職種連携、事後対応までを含めた実践的能力と、それを支える自己効力感の向上が必要である。本研究では、学校現場に即したシミュレーション教育プログラムを構築し、その効果を多面的に検証する。
これにより、養護教諭養成課程において、学生の実践的能力および自己効力感を体系的に育成する教育方法の確立が見込まれる。また、開発したプログラムを標準化・汎用化することで、他大学における養護教諭養成教育への適用が可能となり、教育の質向上につながることが期待される。
さらに、本研究成果は、初任期養護教諭の心理的負担の軽減や早期離職の防止に資する可能性があるとともに、シミュレーション教育の有効性を自己効力感の観点から示すことにより、教員養成および看護教育等、関連分野における教育実践の発展にも波及することが期待される。
この科研費について、さらに詳しく知りたい方は、下記をクリック!
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26K06173
※国立情報学研究所の科研費データベースへリンクします。
| 研究代表者氏名 |
橋元 真央
(ハシモト マオ) |
所属 |
社会学部
人間福祉学科 |
職位 | 准教授 |
|---|---|---|---|---|---|
| 研究種目 | 基盤研究(C) | 研究課題番号 | 26K14338 | ||
本研究課題の核心をなす学術的「問い」は、女子ジュニアアスリートにおいて、月経周期やホルモン動態がどのように健康やパフォーマンスに影響するのか、そしてその影響を多職種連携によって可視化・評価・最適化することで、健康保持と競技力向上を両立できるかという点にある。
本研究の目的は、女子ジュニアアスリートを対象に、月経周期およびホルモン動態が健康状態や運動パフォーマンスに及ぼす影響を縦断的に解明し、その知見を基盤として個別最適化された評価・介入モデルを構築すること。さらに、その成果を現場で活用可能とするために、指導者・医師・栄養士・心理士・教員などの多職種連携支援の在り方を検討し、発育期女性アスリートの健康保持と競技力向上を両立させる科学的根拠と実践的ガイドラインを提示することを目指す。
世界保健機構(WHO)はジュニア期の身体活動の利点を強調する(Chaput, JP., 2020)一方、近年の世界的調査では、11~17歳の女子の84.7%が、身体活動不足であるとの報告がある(Guthold, R., 2020)。さらに、審美系、持久系、重量系スポーツのアスリートは、非アスリートと比較して、摂食障害行動や視床下部性無月経の有病率が高いことが確認されている(Morrison, AE, 2021)。ジュニア世代では健康維持とREDs予防が中心で、ホルモン測定を伴う縦断研究は極めて少ない。成人領域では「個別化」が強調されるのに対し、ジュニアでは生理機能確立が優先される。しかし、ジュニア期の月経トラッキングを基盤とした包括的多職種連携支援の研究は国内外ともに見られない。
そこには、ジュニア期を扱う研究は被験者保護・同意、発達段階(骨成熟やホルモン成熟度)の考慮、月経開始年齢や月経周期の不安定さ(自然な変動)という困難さが存在するが、本研究は前向きコホート研究や実践介入研究を通じてこれらの課題を克服し、女子ジュニアアスリートの健全な競技力発揮を支えるヘルスリテラシー育成を促進する上で重要視すべき、先駆的な基礎研究という役割を果たすことが期待される。
この科研費について、さらに詳しく知りたい方は、下記をクリック!
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26K14338
※国立情報学研究所の科研費データベースへリンクします。
| 研究代表者氏名 |
村端 啓介
(ムラハタ ケイスケ) |
所属 |
文学部
国際コミュニケーション学科 |
職位 | 講師 |
|---|---|---|---|---|---|
| 研究種目 | 基盤研究(C) | 研究課題番号 | 26K03915 | ||
本研究の目的は、オンラインFirst Person Shooter(FPS)ゲーム中のチームメイトとの音声会話を手がかりに、緊急時の会話の特徴を明らかにすることである。本研究で対象とするApex Legendsのような競技性の高い対戦型オンラインゲームでは、敵への対応や仲間との連携を短時間で行う必要があるため、ポライトネス(言語的配慮)が十分に行き届かない強い言い方や、配慮を省いた簡潔な言い方が用いられることがある。本研究では、そのような発話であっても相手との関係を損なわずに受け入れられる場合があるのではないかという可能性を検討する。具体的には、ゲームプレイ中の音声会話や録画データを収集し、会話分析を通して、どのような場面でどのような言い方が現れるのかを分析する。さらに、参加者への事後評価を通して、それぞれの発話がどのように受け止められたのかを詳しく検討する。これにより、緊急時の会話にどのような特徴があるのか、またどのような条件のもとで相手に受け入れられるのかを明らかにする。
本研究により、緊急状況下において、通常であれば配慮を欠くと受け取られうる発話が、いかなる条件のもとで相手との関係を損なわずに受け入れられるのかを明らかにすることができる。これにより、従来は主として非緊急的な日常会話を前提としてきたポライトネス研究に対して、緊急性や時間的制約といった状況要因を組み込んだ新たな視点を提示することが可能となる。また、オンラインFPSゲームのボイスチャットを用いて緊急時の自然な会話データを収集・分析する方法を示すことにより、現実場面では収集が難しい緊急時コミュニケーション研究の方法論的基盤の整備にも資すると考えられる。さらに、本研究の成果は、教育現場における対人コミュニケーション理解の深化に加え、緊急時における円滑な情報伝達のあり方や、状況に応じたAI対話設計の検討にも示唆を与えることが期待される。
この科研費について、さらに詳しく知りたい方は、下記をクリック!
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26K03915
※国立情報学研究所の科研費データベースへリンクします。
| 研究代表者氏名 |
山口 季音
(ヤマグチ キオト) |
所属 |
社会学部
人間福祉学科 |
職位 | 教授 |
|---|---|---|---|---|---|
| 研究種目 | 基盤研究(C) | 研究課題番号 | 23K02224 | ||
本研究は、何らかの事情で家庭で暮らせない子どもが生活する児童養護施設において、施設職員がどのような進路の支援を行っているのか調査・研究するものです。特に「児童相談所との連携」という観点から職員に対して、4年間の継続的なインタビュー調査を実施しています。調査分析を通じて、困難な状況の世代間連鎖をいかにして予防できるのかについて、施設職員の実践から考察しています。
児童養護施設職員の具体的な実践を明確にすることでその評価や課題を検討しやすくし、業務改善・施設全体の質向上に寄与することが期待されます。また、児童相談所をはじめとする連携先との関わりをスムーズにしたり、あるいは阻んだりする要素を捉えることも期待されます。
この科研費について、さらに詳しく知りたい方は、下記をクリック!
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23K02224
※国立情報学研究所の科研費データベースへリンクします。