看護学生と薬学生が一緒に学ぶ!今年は規模を拡大して多職種連携合同授業を開催

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2026年6月24日、本学看護学部1年生109名と大阪大谷大学薬学部1年生60名の合計169名が参加し、2つの教室をオンラインでつないで実施するなど、より多くの参加者を迎える形で開催することができました。規模の拡大により、会場全体に活気があふれ、学びの場としてさらに充実した時間となりました。多職種連携合同授業を開催しました。

多職種連携(IPW:Interprofessional Work)とは「複数の領域の専門職者が各々の技術と役割をもとに、共通の目標を目指す協働のこと。」 です。(出典:厚生労働省)

今回の授業では、「看護師と薬剤師それぞれの役割を理解し、より良い連携について考える」をテーマに、両大学の学生が交流しながら、それぞれの専門性や患者さんへの支援について学びました。医療現場では、看護師、薬剤師、医師、リハビリテーション職など、多くの専門職がそれぞれの専門性を生かしながら、一人の患者さんを支えています。本授業は、他大学の学生と交流しながら、多職種連携について実践的に学ぶ貴重な機会となりました。

合同授業に先立ち、大阪大谷大学薬学部の学生を対象に、本学看護学部の演習施設を見学していただきました。今年は看護学生の演習場面を見学できる機会があり、実際の学びの様子をより身近に感じていただける施設見学となりました。学生がどのように知識や技術を身につけているのかを直接見ることで、参加者にとって理解を深める貴重な機会になったと思います。

新生児シミュレーターを抱っこする体験では、薬学部の学生に実践的な学びを体験していただきました。最初は怖々と手を伸ばしていた学生たちも、実際に抱っこしてみると表情がほぐれ、「かわいい」「思っていたより重いなぁ」「見ていると簡単そうだけど、実際に抱っこするのは難しい」「生まれたばかりの頃はこんなに小さいんだな」など、笑顔で感想を聞かせてくれました。

シミュレーションルームでは、病院を再現した演習室やモデル人形の高機能シミュレータを紹介しました。学生たちは実際の医療現場をイメージしながら設備を見学し、看護教育への理解を深めていました。

施設見学で看護教育への理解を深めた後は、いよいよ両大学の学生が一緒に学ぶ合同授業が始まりました。

初めて顔を合わせる他大学の学生同士でしたが、自己紹介をきっかけに自然と会話が広がり、グループごとに活発な意見交換が行われました。

「薬剤師は病院以外ではどのような場所で活躍しているの?」「患者さんのために、看護師とはどのように連携しているの?」など、それぞれの専門職への質問が飛び交い、お互いの役割や専門性について理解を深めていきました。自分たちとは異なる視点や考え方に触れることで、「患者さんを支える」という共通の目標に向かって協力することの大切さを実感し、終始和やかな雰囲気の中で交流を深める様子が見られました。

グループワークの後には、それぞれのグループで話し合った内容を発表しました。

発表では、「患者さんに安全で質の高い医療を提供するためには、多職種が互いの役割を理解し、情報共有やコミュニケーションを図りながら連携することが大切である」といった意見が多く聞かれました。

また、「多職種が連携することで患者さんにより安全で質の高い医療を提供できること」「薬剤師をはじめとする他職種の仕事内容や役割について理解が深まったこと」「学生のうちから多職種連携を学ぶことは、実習や将来の臨床現場につながる貴重な経験であること」「他職種を知ることで、自分自身が目指す看護師像について改めて考えることができたこと」など、各グループから多くの学びや気づきが共有されました。

今回の合同授業を通して、学生たちは、多職種連携とは単に他職種の仕事内容を知ることではなく、それぞれの専門性を発揮しながら、「患者さんを支える」という共通の目標に向かって協働することの大切さを学びました。

学生たちの学びと感想について、一部をご紹介します。

・薬剤師と看護師では患者さんを見る視点や役割が異なることを知り、それぞれの専門性を理解し合うことが大切だと学んだ。

・学生のうちから他職種と関わることで、将来の医療現場で円滑なコミュニケーションや情報共有ができると感じた。

・薬剤師のことについて知らなかったことをたくさん知ることができました。他にも『看護師とは』について考える機会になった。

・大谷大学の学生とのコミュニケーションを楽しむことができた。多職種連携を意識する上で相手の職業を理解するのはやはり大事だと思いました。とてもいい経験でした。

本学では、このような他大学との交流や実践的な学びを通して、多職種と協働できる力を育んでいます。今回の合同授業は、互いの専門性を理解し、多職種連携について考える第一歩を踏み出しました。

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