Shitennoji University

地元・羽曳野市の老舗メーカー「タケダハム株式会社」さんと進めている、新商品開発のコラボプロジェクト。前回の工場見学で「ウインナーの知識と製造工程」を学んだ学生たちですが、今回はついに「自分たちの手で作る」というステップに進みました!
今回の舞台は、キャンパス内にある調理実習室。なんと、タケダハムのプロの職人さんを講師としてお招きし、新商品開発に向けた試作に挑戦しました!

ウインナーづくりは、ただお肉を混ぜるだけではありません。タケダハムさんから教えていただいた最初のポイントは、「お肉をキンキンに冷やすこと」でした。実は、ひき肉を練るときに手の温度などで脂が溶けてしまうと、あの「パリッ」とした食感が失われてしまうんです。学生たちはボウルに氷水を当てながら、一生懸命にお肉を練っていきます。


最初はバラバラだったお肉が、次第に糸を引くような粘りが出てくるまで・・・。この「粘り」こそが、美味しいウインナーの土台になります。プロの技を間近で見ながら、「普段何気なく食べている一品に、こんなに手間がかかっているんだ!」と驚きの連続でした。
今回の最大のミッションは、「新商品のアイデアを形にすること」です。事前にライフデザイン学科の学生から募集した数多くのアイデアの中から、今回は試験的に3つの具材をピックアップしてひき肉に混ぜ込みました。

ピリッとした辛みが食欲をそそる!大人から子供まで楽しめそうなチョイス。

噛めばチーズが現れる間違いなしの美味しさを狙います。

「えっ、納豆!?」今回の衝撃アイデアで新しい出会い!?
「新商品開発」に正解はありません。
自由な発想を大切にするライフデザイン学科らしい、エッジの効いたラインナップになりました。
(もっと沢山のアイデアがありましたが、それは商品開発本番までのお楽しみに♪)

さて、味付けが終わったお肉をいよいよ羊の腸に詰めていく「充填(じゅうてん)」の工程です。 専用の充填機を使って、細い羊腸にお肉を流し込んでいくのですが、これがとっても難しい!お肉を詰めすぎると腸がパンッと破裂してしまい、逆に少ないとスカスカになってしまいます。


学生たちは「ゆっくり、ゆっくり……」と心で唱えながら全集中。お肉が詰まった長い一本のソーセージができあがると、次はウインナーの形にするために「ねじり」を加えます。 クルクルっと回して、一定の長さで形を整えていく作業。プロは目にも止まらぬ速さで行いますが、私たちは一つひとつ丁寧に。「自分で作った!」という実感が沸く、一番楽しい瞬間でした。



最後は80度のお湯で約15分間、じっくりとボイル。茹で上がった瞬間の、ふんわりと立ち上るウインナーのいい香り・・・これぞ手作りの特権です!


キムチは、お肉の甘みと辛みが絶妙にマッチ!チーズは安定の美味しさ。そして注目の納豆は・・・口に入れると納豆の香りが際立ち、ひき肉の旨みと合わさって驚きの味わいに!「朝食に合うかも!」という新しい発見がありました。


タケダハムの職人さんたちも「キムチと納豆は、発想の外にありました。水分量や香りなどを考えると、出来上がって試食するまで半信半疑でした。今回の学生さんのアイデアを形にしてみて、結構イケるね!という新しい発見がありました。」とコメント。

今回の試作を経て、学生たちのアイデアはいよいよブラッシュアップされていきます。
次回はついに【新商品開発編】です。 一体どんなウインナーが誕生するのか!? ライフデザイン学科の挑戦を、最後まで見届けてくださいね!
