看護学部の学生達が能登半島地震のボランティア活動に参加しました。

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2024年1月1日16時10分。「令和6年能登半島地震」が石川県を襲いました。

甚大な被害を受けた被災者の皆さまには心からお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

四天王寺大学では看護学部を中心とする学生たちが地震の甚大な被害を受けた石川県七尾市でボランティア活動に参加しました。今回はその活動の様子を紹介します。

被災地ではどのような看護が行われているのか自分の目で確かめたい。

「ずっと災害看護に興味があった」と語るのは、看護学部4年生の山本さん。被災地ではどのような生活が営まれ、どのような看護が行われているのかを自分の目で確かめたいという強い思いで、石川県災害支援ボランティアへの参加を決めました。

被災地に向かったのは2024年3月。七尾市まで移動する電車から見える景色は、屋根が崩れている家や、むき出しになったマンホール、ガラスのない窓など、地震から3か月たっているとは思えない状態だったそうです。

被災地での主な活動は、被災者の健康管理や避難所の環境整備。

避難所での食事は、消費期限が長く設定さているカップラーメンやレトルト食品が多く、野菜を摂る機会がなかなかありません。実際に、疾患をもつ被災者の方からは「自分の体にあった食事をどうとれば良いか」といった相談もあったそう。避難所の医師とともに食事指導を行いながら、被災者自身で栄養管理を行うことがいかに困難であるかを実感したといいます。

また、避難所の環境整備も重要な看護活動のひとつ。例えば訪問時の避難所は、床に敷かれたシートの上に沢山のごみが落ちており、呼吸器疾患のある方の場合だと症状の悪化が懸念されるような状態でした。居住空間を少しでも整え、すべての被災者の方が安全・安心な生活を送れるよう、学生たちは清掃活動をはじめとした環境改善に取り組みました。

この経験を通して、人のために尽くせる看護師になりたい。

参加した学生は「避難所を少しでも過ごしやすい空間にするため、被災者の方々がいろんな工夫をされていることを目の当たりにしました。ボランティア活動に参加したことで、ここで生活をされている方々の想いを感じることができたように思います」
「被災者の方の笑顔が見られた時、そして「ありがとう」と感謝の言葉を伝えてくれた時、自分にとっての大きなやりがいを感じました。今回の経験を通して、私は人のために尽くせる看護師になりたいと強く思うことができました」と話します。

地震の被害が未だ残る現地に足を運び、被災者の生の声を聞き取り、ボランティアとして活動をするという経験は、学生自身にとっても新たな看護観を得る貴重な機会となったのではないでしょうか。

今後も看護学部では被災地での支援活動を継続して行う予定です。

WRITER
わわわ編集部
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