グローバルサポートスタッフがご案内! 留学生と一緒に奈良を街歩き

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四天王寺大学と学術交流協定を結ぶ、アメリカ・ユタ州ソルトレイク市の「ソルトレイク・コミュニティー・カレッジ」(以下、SLCC)。毎年5月〜6月、日本文化を学ぶプログラムの一環で滞在中の留学生を迎え、グローバル教育センターに所属する「グローバルサポートスタッフ」が企画・案内する恒例の奈良ツアーを行いました。

グローバルサポートスタッフとは?

留学経験者をはじめ、語学や国際交流に関心のある学生が集まる学生団体。海外提携校から訪れる留学生の受け入れサポートのほか、海外留学希望者からの相談、SNS等での広報活動、国際交流イベントの運営など、幅広く活動しています。

まずは新緑の興福寺さんぽ

本学を出発した一行は、近鉄電車に揺られて近鉄「奈良」駅へ到着! この日は5月下旬とは思えない汗ばむほどの晴天で、まさに観光日和です。

今回参加したのは、SLCCの学生16名。アニメや漫画といった日本のポップカルチャーをきっかけに日本文化そのものへ興味を広げてきたメンバーばかりで、駅に降り立った瞬間から初めての奈良にワクワクが止まらない様子でした。

心地良い新緑を抜け、まずは最初の目的地・興福寺へ出発!

興福寺は藤原氏ゆかりの寺院として栄えた奈良を代表する名刹です。古都のランドマークとして親しまれている国宝の五重塔は、2033年の完成を目指して修復工事の真っ最中。留学生たちは今だけの貴重な光景にも釘付けでした。

まず向かったのは、手水舎です。

グローバルサポートスタッフが柄杓の持ち方から手と口の清め方のお作法をゆっくりとレクチャーしました。留学生たちも1つひとつの所作を確かめながら丁寧にチャレンジ!

その後は、興味の赴くままに境内を散策タイム。本学の近くにある藤井寺で手に入れたという御朱印帳を開き、授かったばかりの御朱印をうれしそうに見せる人も。

すでに交流会やイベントなどで何度も顔を合わせてきた留学生とグローバルサポートスタッフは、すっかり気心の知れた仲。「なぜ雨が降っていないのに傘を差している人が多いの?」と、日傘についてささやかな質問も。日本人には日常になっている習慣にまで興味津々です。

(前列左から)グローバルサポートスタッフの内海蒼馬さん(教育学部 教育学科2年)、西田理桜さん(人文社会学部 国際キャリア学科4年)、原田優羽さん(文学部 国際コミュニケーション学科2年)、端羽紀佳さん(文学部 国際コミュニケーション学科2年)、冨島愛唯さん(人文社会学部 社会学科4年)

国宝館で仏像鑑賞&お土産探し

続いて向かったのは、興福寺の境内にある国宝館です。興福寺に伝わる貴重な仏像や寺宝を展示する施設で、なかでも国宝の阿修羅像が広く知られています。

窓口で受け取った拝観券には、その阿修羅像の姿が。これから迎える対面への期待がさらに高まります。館内では数々の仏像を前にみんなの歩みも自然とゆっくりに。間近でのぞき込んだり、気になったことをスタッフに質問したり、それぞれのペースで鑑賞を楽しみました。

館内のショップでは、仏像モチーフのグッズや絵はがき、金平糖やふりかけ、鹿のぬいぐるみといったアイテムを手に取りながらお土産選び。「ずっと欲しかった」と数珠をゲットする留学生まで! 両手に奈良の思い出が増えていきました。

商店街でパワーチャージ!

お昼は商店街へ移動し、グループに分かれて昼食&自由時間。近鉄「奈良」駅からほど近い「奈良もちいどのセンター街」には、飲食店や和菓子店、お土産ショップ、雑貨店などが軒を連ね、歩いているだけでも目移りします。

たくさん歩いたので、お腹はすっかりペコペコ。グループで相談しながら、定食やオムライス、屋台のたこ焼きなどを思い思いに頬張り、午後への栄養をチャージしました。

留学生のなかには、ごはんの前にアニメショップへ駆け込む人もいれば、なんとお店で着物を購入し、その場で着替えて合流する人も。和装姿が加わった午後の街歩きは、さらに華やかになりました。

東大寺で大仏さんにご対面

お腹を満たしたら、奈良のランドマークである東大寺へ。奈良時代に建立された日本を代表する寺院のひとつで、大仏殿には「奈良の大仏さん」として親しまれる盧舎那仏が安置されています。参道をのんびり進むと、大仏殿の大屋根が見えてきました。

大仏殿へ入る前には、スタッフによるミニレクチャータイム。留学生にも親しみやすいクイズを出題して盛り上がりました。

いよいよ大仏殿の中へ。見上げるほど巨大な大仏を前に留学生たちはしばし言葉を失い、静かに見入っていました。「どうやって造ったの?」という問い掛けに、スタッフは下見や準備で深めてきた知識を総動員して解説。

奈良をナビゲートするにあたって改めて学び直したことで、案内する側の日本の歴史や文化への理解も、ぐっと深まったようです。

最後は奈良公園で鹿と記念撮影

帰り道は、お待ちかねの鹿との触れ合いタイム。奈良公園の鹿は古くから神の使いとして大切にされてきた奈良を象徴する存在で、今では海外でも大人気です。

その鹿たちとの憧れの対面に、思わず「かわいい…!」と歓声があがります。一緒に写真を撮ったり、そっと近付いて撫でてみたり。「来日前から鹿との出会いを心待ちにしていた」と話す、留学生の念願が叶った瞬間でした。

グローバルサポートスタッフの学生たちは、「日本に居ながら異文化交流ができる」「学んだ英語を実践する機会になる」「海外の友達がほしい」など、活動に参加する目的はさまざま。

「海外で日本文化について聞かれた経験があったからこそ、知っているつもりだった奈良や日本の文化を、自分の言葉で伝える大切さを感じました」との感想も。案内される側にも案内する側にも、学びと発見の多い1日となりました。