災害時はどう行動する?学生・教職員合同「総合防災訓練」を実施

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本学では、12月11日(木)、大阪南消防組合に協力いただき「総合防災訓練」を実施しました。この取り組みは、大阪府で大規模な災害が起こったことを想定し、定期的に学生・教職員を対象として行っています。

訓練は、12時に泉南市で震度6の地震が発生したことを想定し、「和の精神Ⅱ」を受講していた約1,000名の学生は、教職員の誘導に従い避難場所であるグラウンドに避難。グラウンドに避難した学生は、それぞれの学部・学科ごとに分かれ、地震への対応を学びました。また、安否確認システムにより本学のすべての学生と教職員に対し、安否確認や現在地など状況を把握する訓練を行いました。

事務局では、「災害対策本部」を立ち上げ、避難場所の安全確認を行うとともに、エリアごとに自衛消防組織が逃げ遅れている学生や教職員、負傷者がいないかの建物に損傷がないか等の状況確認を行いました。

8号館では地震により出火を想定。災害対策本部の指示のもと消火部隊が駆け付け、消火活動を行いました。

7号館では歩行のできない負傷者が発生したと想定。負傷者を、車椅子を使い保健センターへ搬送する訓練を行いました。

避難訓練が終了時には、大阪南消防組合職員の方より「指示系統や状況報告・把握がとてもスムーズに進行した。この防災訓練が、一人ひとりの防災意識を高めるきっかけになってほしい。」と講評を頂きました。

避難訓練終了後、希望者を対象に「消火器を使用した消火訓練」と「消火栓からの放水訓練」を実施。学生、教職員が慣れない消火作業を熱心に体験していました。

災害が起こった際、自らの命は自らが守る意識を持ち、一人ひとりが自分の身の安全を守ることが大切です。今回の総合防災訓練により、日頃より防災意識を高めておくきっかけになればと思います。

WRITER
わわわ!編集部
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