次の一勝に向けてひたむきに進む。四天王寺大学バスケットボール部が歩む日々。

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休部を乗り越えて活動を再開した女子バスケットボール部、リーグでの昇格を目指す男子バスケットボール部。日々の練習に向き合いながらも、必要なときには学年や立場に関係なく言葉を交わせる風通しの良さが両チームにはあります。今回は、チームの中心であるキャプテンとチーム全体を支えるマネージャーに、バスケ部の魅力や部活動を通して得られた成長について話を聞きました。

左から 男子バスケ部 マネージャー 松田蒼依さん(社会学部3年)、男子バスケ部 部長 長崎拓斗さん(社会学部3年)、女子バスケ部 部長 村田実桜さん(看護学部2年)、女子バスケ部 マネージャー  鹿児島織芳さん(教育学部1年)

何でも言い合える環境がチームの強み。

ーまず、バスケ部の普段の活動を教えてください。

[村田さん]女子バスケ部は週2回、2時間という練習時間を設定し、基礎的なことからチームの戦術まで、みんなで話し合いながら進めています。自分達で「今のチームに何が必要か?」を考えて、メニューを組み立てています。

[鹿児島さん]マネージャーは、練習中はタイムキーパーをしたり、練習外では大学に提出が必要な書類作成などの事務作業をしています。また、私はバレーボール部のマネージャーも兼務していて両部の活動スケジュールを調整しながら活動しています。

[長崎さん]男子バスケ部は2時間半の練習を週3回しています。基礎練習やポジション別の個人ワーク、実戦形式の練習などを行っています。

[松田さん]私はマネージャーとして主務と会計を担っています。友人に誘われてバスケ未経験でマネージャーになり、ルールも知らなかったので毎回の練習で学んでいますね。

[鹿児島さん]あ、私も未経験で誘われて女子バスケ部のマネージャーになったんで同じです!未経験ですし、毎回参加できている訳じゃないので、練習中はなるべく選手とコミュニケーションをとるようにしています。あまり先輩・後輩の垣根がなくフレンドリーな雰囲気なので楽しいです。

[松田さん]男子バスケ部も同じくオフのときは和気あいあいとしています。フラットな関係性があるからこそ、改善点や問題点を話し合い練習時内に修正できるのはチームの強みだと思いますね。練習中だったり試合前は、かなり集中して取り組んでますし、喝を入れて取り組む姿はマネージャーとしてとても応援したくなります。

[長崎さん]そうですね。僕たちは「勝ちたい」って気持ちが前面に出ていると思います。まず自分自身が真剣にバスケをしたくてこの部活に入ったということもありますし、関西学生バスケットボールリーグ戦で昇格したいという目標があるんで。今は3部なのですが、2部に上がることを目指して日々練習していますね。

活動再開後まさかの勝利。

ー部活の印象的な思い出を教えてください。

[村田さん]女子バスケ部は2024年頃は部員が少なくて休部状態だったんです。でも2025年には鹿児島さんをはじめ、たくさんの新入生が入部してきてくれて今は8人で活動しています。だから活動再開のタイミングが印象深いですね。

特に活動再開して初めての大会が印象に残っています。他のチームに比べたら練習時間は明らかに短いし、正直あきらめムードだったんです。でも、「実践経験はしておきたい」って気持ちがあったので出場することにしました。格上のチームが相手だったんですが最後まで諦めずに戦った結果、なんと勝つことができたんです。「このチーム、いける!」っていう手応えがあり、チームのモチベーションが一気に上がったのを覚えていますね。

[鹿児島さん]試合前は相手の大学名を聞いて「うわ強そう」って思ってたので、点差をつけて勝ったときはびっくりしました。大変な状況でも、ちゃんとみんなで力を合わせて頑張った結果だなと思いましたし、自分ももっと積極的にサポートできたらいいな、ってやる気にもつながりましたね。

ー男子バスケ部はどうですか?

[長崎さん]1年生のときのリーグの入れ替え戦ですね。入部したとき3部だったのが4部に下がってて、「絶対に3部に上がって、もっと強い相手と戦いたい」って気持ちがありました。

入れ替え戦では格上の相手で、最後のクオーターで10点差くらい負けてたんです。でも、「このまま終わったらまた4部のままやから、ここで頑張らんとどうする」っていう強い気持ちが自分にもチーム全体にもあったので逆転することができ、ギリギリ1点差くらいで勝てました。あきらめない気持ちの大切さを学んだし、チーム全体の気持ちがひとつになれば強い相手でも倒せるんだ、っていう実感ができた忘れられない試合ですね。

[松田さん]ベンチから見ていてもすごい熱気でした。入れ替え戦ってやっぱり空気が違うんです。あと4年生の人たちは最後の試合だったので「勝って終わりたい」って熱い気持ちがすごく出てましたね。みんな泣いてたし、「チーム競技っていいな、すごいな」と改めて感じさせられました。

[長崎さん]「その気迫がないと出ないだろうな」っていうプレーもいくつかあって、本当にチーム全体で掴んだ勝利だったと思いますね。

コートの外で身についた人としての成長。

ー部活をしていたからこそ得られたことも教えてください。

[村田さん]思い返すと活動再開のタイミングはみんなの意見が食い違っていて、その折り合いをつけることが大変でした。楽しく練習したい人もいれば、真剣にやりたい人もいて、高校もバラバラで持っているスキルも違います。そのときは一人ひとりに「どういう部活にしたいか」を聞いて回って、全員が納得できるポイントを見つけるようにしましたね。みんなに話を聞いて着地点を探っていくことは、いい経験になりました。

大学生でもあるので「学業を第一として優先する」っていうポイントもみんなで話し合って、そこで週2回2時間ずつという練習時間も決めました。あと、同期の子にもたくさん相談をしてすごく助けられました。後輩もすごくたくさん意見をくれて、周りに頼れるようになったことも成長のひとつだと思いますね。

[鹿児島さん]私は責任感をすごく感じるようになりました。バスケ部に関わっているときは個人ではなく、「四天王寺大学 女子バスケ部のマネージャー」として見られるので事務やお金のことの管理能力は日々成長していると思います。

[松田さん]私もマネージャーとして、チームのスケジュールやお金の管理、大学側と運営側の連携や書類提出など、管理面は気をつけています。バスケ部がいいイメージで受け入れてもらえるための環境を整えていくことは大切だと思いますね。誰かに「ありがとう」って言ってもらえるような仕事を心がけていて、そのための行動や考え方は就活でもすごく役立っていますね。

[長崎さん]自分も就活中なので、キャプテンとして人前に立ってきたことは活きている感じがします。元々話すことは得意じゃなかったんですが、経験を重ねて自信もついてきましたね。力を入れてきたことや自己PRみたいなこともしっかり実感値としてあるので、自分の言葉で語れるようになったと思います。

それぞれの決意を胸に次の勝利を目指す。

ー互いの部活に聞いてみたいことは?

[鹿児島さん]男子バスケ部みたいに部員を増やしたいんですがどうしたらいいですか?

[長崎さん]やっぱり知り合いの紹介で入部してくる人が多いので、まずその1人目となる人に入部してもらってそこからつながっていくイメージですかね。4月の新入生歓迎会のタイミングとかはビラ配りをめっちゃしてますね!

[村田さん]なるほど。去年は1人だけでビラ配りしてたんですけど、今年からは8人いるので接点は増やせそうです!逆に女子バスケ部に聞きたいことありますか?

[長崎さん]チームとしてのポリシーというか譲れないポイントみたいなところを聞いてみたいです!

[村田さん]キャプテンとして心がけてるのは「全員が意見を出しやすい雰囲気をつくる」ってことですね。お互いが尊重できる関係をつくれるよう気をつけてますね。

[長崎さん]僕らも下級生から「あのときはこうした方が良かったんじゃないですか?」とかアドバイスをもらうことあるんですが、練習中でもバチバチの雰囲気になると言い出しにくいだろうなってときはあるので、空気のつくり方は見習っていきたいです!

ーでは最後に、いつも応援してくれている人たちにメッセージをお願いします。

[鹿児島さん]いつも応援ありがとうございます!未経験なのでまだ分からないルールもたくさんあったりするんですが、「マネージャーの私がいないとこれはできない」っていうチームにとって必要不可欠な存在になれるよう頑張りたいと思ってます。もっともっと応援してもらえるように頑張ります。

[村田さん]女子バスケ部はまだチームとしての経験値が少ないので、もっといろんなチームと交流させてもらってもっと成長していけるようにチーム一丸で取り組みたいと思います。

[松田さん]先輩たちも試合を見に来てくれたり、チームのSNSにDMで応援の言葉をくださる方もいます。そういう応援や言葉の一つひとつが本当にありがたいし、気にかけてもらってるんだなという実感をするので、自分たちもやっぱりそれには応えたいです。自分もマネージャーとしてチームがもっと強くなれるようにサポートできたらと思います!

[長崎さん]トータルするとまだ勝つ試合より負ける試合の方が多いと思います。せっかく応援しに来てくれる人たちのためにも、結果で応えたいですね。まずは学生リーグの2部昇格に向けて頑張ります!

WRITER
わわわ編集部
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