「寮に入ってよかった!」先輩×後輩が語るリアルな寮生活

この記事をシェア
LINE
Facebook
X

四天王寺大学の周辺には6つの学生寮があり、多くの学生が寮生活を送っています。今回は、入寮したばかりの山本さんと、4年間寮で暮らしてきた重松さんによる対談をお届けします。これから四天王寺大学で寮生活を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

山本未歩さん
教育学部 教育学科 幼児教育保育コース 1年生
趣味:音楽をきくこと、アメリカンバイクを見ること
今がんばっていること:自炊
重松泰地さん
経営学部 経営学科 企業経営専攻 4年生
趣味:旅行
今がんばっていること:就職活動、資格の勉強

「人とのつながり」が寮生活の大きなメリット

ーまずは寮に入ったきっかけを教えてください。

重松さん:岡山県出身で物件を探す時間がなかったんですが、寮があると知って「ここなら友達もできるし、ちょうどいいな」と思って入寮を決めました。

山本さん:私は香川県から来たんですけど、小中高ずっと家から学校が遠かったんです。だから大学では「絶対に学校の近くに住みたい」と思ってて。寮から大学の正門まで徒歩3分くらいだし、朝が弱いのでめちゃくちゃ助かってます。両親も「寮なら安心だね」って後押ししてくれました。

今回のインタビューは、四天王寺大学1号館3階にある和室で開催。家でくつろいでいるようなリラックスした雰囲気で
寮のお部屋はこんな感じ!(左:重松さん、右:山本さん)自分好みの快適な部屋になるよう、家具選びもこだわったそう

ー寮ならではの人間関係やつながりはありますか?

山本さん:一人暮らしに不安はあったんですけど、隣の部屋の子がたまたま同じ教育学部で、すぐに仲良くなれて。私はとにかく虫が苦手なので、部屋で虫が出たときに助けてもらったりもしました。一緒に過ごす時間も長くて、今では一番仲の良い友達ですね。

重松さん:僕は入寮してすぐの「寮生会議」が印象に残ってます。寮に居住する学生が集まってお弁当を食べたり交流したりする場なんですが、そこでできた友達からどんどん仲間の輪が広がっていきました。一人だと体調を崩したときにすごく心細いんですが、寮では風邪をひいたときに飲み物やゼリーを持ってきてくれる友達がいて助かりました。そばに頼れる仲間がいるのは心強いし、「寮に住んでいて本当によかったな」と感じました。入学前は「ホームシックになるかな?」と思ってたんですが全然大丈夫でしたね笑。

CHECK !!
同じ環境で過ごす仲間が集まる寮は、友達ができやすい場所。特に入寮生が集まる「寮生会議」は、自然と会話が生まれる絶好のチャンス!

寮生活で実感する実家のありがたみ

ー寮生活だと自炊はどうしていますか?

重松さん:僕は中華料理屋でバイトしているので、チャーハンとか中華系は得意ですね。友達に振る舞うこともあります。飲食バイトはまかないもついているので一人暮らしにはありがたいです。実はバイト先も寮の知り合いのつながりで紹介してもらいました。

山本さん:最初の方は料理するのが大変でしたが少しずつ慣れてきました。今ではハンバーグが得意料理です!レシピは全部AIに聞いていて、材料から味の調整方法までなんでも教えてくれるので助かってます。感想を伝えるとちゃんと改善ポイントも教えてくれるんです。

重松さんの自炊メシは得意の中華系。彩りも鮮やかで美味しそうですね!
山本さんはAIのアドバイスで改善を重ねた得意のハンバーグ紹介してくれました!

ーレシピもAIに聞くんですね!

山本さん:やっぱり一人暮らしを始めて数ヶ月なので困ったり迷ったりすることも多くて…。何かあるとすぐ「お母さんならどうするだろう」って思うことばかりです。親のありがたみをひしひしと感じてますね。

重松さん:それは分かる…!実家に帰ったときにご飯が出てくると自然と「ありがとう」っていう言葉が出るようになりました。大学に行くまでは何も感じてなかったけど、ご飯を作ってくれるのも、洗い物をしてくれるのも、当たり前なことじゃなかったんだなって本当に実感しました。

ーちなみにお金の管理についてはどうですか?

重松さん:正直1年生の頃は貯金は全く考えてなくて、ついついアルバイト代を無駄遣いしてました。でも旅行が趣味になってからは、お金の使い方を見直すようになって。今は就職活動のためにも将来のためにもちゃんと貯金するようにしています。

山本さん:私も、最初はアルバイトのシフトが連続するとしんどくなって、自炊をサボったり…。でも今は、趣味のバイクの免許取得や将来に向けて少しずつ貯金も頑張ってます。

CHECK !!
寮での出会いが、アルバイトや生活の幅を広げてくれることも。人との出会いで新しい世界が広がるのも寮ならではの魅力。

寮で過ごした時間が、自分を少しずつ変えていった

ー大学生活についても聞かせてください。

山本さん:私はまだ1年生ですが、将来は公立の幼稚園か小学校の先生になりたいと思って両方の免許がとれる教育学部に入りました。授業も保育に関する内容が中心で興味のある分野なので、高校生の時よりも授業を受けることがすごく楽しくなりました。自由が増えて、行動範囲も広がって「大学生って良いな」って日々感じています。

重松さん:僕は4年生なので今は就職活動中です。正直、1・2年生の頃はなかなか勉強に集中できなかったので、もっとやっておけば良かったと思うこともあります。そういえば以前に寮で管理人さんに注意されたことがありました。その時に「ちゃんとしなきゃ」と、気持ちを切り替えるきっかけになったので、そういう意味でも、寮生活は自分を変えてくれたと思います。

ーなるほど。先輩として1年生の山本さんや、これから入寮してくる学生さんへのアドバイスはありますか?

重松さん:当然のことになるんですが、やっぱり大事なのは勉強をしっかり頑張っておくことだと思います。僕自身、今はITパスポートの勉強をしているんですが、資格を取るメリットを早いうちに知っておくことや、就職先の業界研究をじっくりやることも大切です。とはいえ、大学生活は一度きりなのでしっかり楽しむことも重要ですね。

山本さん:ありがとうございます!まだ大学生活は始まったばかりですが、先輩の言葉を励みにこれから頑張っていきたいです。

CHECK !!
寮での失敗や反省も大切な学びのひとつ。ちょっとした出来事が成長につながります。


大学生活のスタートを寮で迎えた2人。最初は不安がありながらも身近な仲間や環境に支えられながら、少しずつ前に進んでいる姿が印象的でした。寮はただ暮らす場所ではなく、人との出会いや自分自身と向き合うきっかけをくれる場所かもしれません。

WRITER
わわわ編集部
関連リンク
四天王寺大学:6つの学生寮
四天王寺大学:寮・下宿に関して
  • ホーム
  • 「寮に入ってよかった!」先輩×後輩が語るリアルな寮生活