【企画展示】Yahoo!ニュース|本屋大賞 2021年ノンフィクション本大賞 展



春に本屋大賞があるように、秋には「Yahoo!ニュース|本屋大賞 2021年ノンフィクション本大賞」があります。

「Yahoo!ニュース|本屋大賞 2021年ノンフィクション本大賞」はノンフィクション本の面白さを広めるべく、本屋大賞とヤフー株式会社の協力により創設されたノンフィクションを対象にした賞で、2018年から始まりました。

本学図書館では2021年ノミネートの6作を展示すると同時に、直近2年の大賞およびノミネート作を展示しております。

この機会に一度、ノンフィクションの力を体感してください!

 

 

ブレイディみかこ

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

  : The Real British Secondary School Days』

                  (新潮社刊)

2019年大賞受賞。イギリス・ブライトンの「元底辺中学校」に通うことになった少年の目を通して知る、現代英国のリアルな社会事情。作者(少年の母)の筆が軽妙なためするすると読めてしまうが、書かれている現実はタフでシビア。

多様性とは? エンパシーとは? アイデンティティとは? 楽しみながら自問し、胸を痛めながら自戒し、顔も知らない少年と友人たちの幸いを祈る。

9月に続刊が出版されたとのことで、こちらも楽しみ。

   
 
 

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