約20年の歴史を誇る日本拳法部。週3日行う練習メニュ ーは体操、突き・蹴り・投げ技などの型練習、防具をつけての実戦練習が基本です。全部員14名(2017年7月時点)のうち半数は日本拳法未経験からのスタートですが、めきめき上達しています。その理由は練習風景を見ればわかるはず。格闘技というと「上下関係が厳しい」というイメージが強いかもしれませんが、本クラブの練習はとてもアットホームな雰囲気で、先輩がミットをもって後輩の蹴りを受けるなど、マンツーマンで指導しています。ただし、全部員が「あの先輩に突きを決めたい!」「次の試合は絶対勝ちたい!」など常に目標を持つことを意識しています。目標に向かって努力し、試合で成果を試し、さらに上をめざす。その中で心身ともに磨かれて、強い自分へと成長できるのです。


日本拳法は、日本で一番歴史のある総合格闘技といわれています。試合は3分3本勝負のポイント制で、2本先取した方の勝ち。突き、蹴り、投げ技、関節技のどれかが型通りにきれいに決まるとポイントがあたえられます。試合の最初と最後に拳を床につけ「礼」の心を表すのは、礼儀を大切にする日本拳法ならではの作法です。格闘技といっても、実戦では顔や上半身に防具をつけるので安全。ケガの心配が少ないことから、最近では護身術を学ぶために日本拳法を始める女性も増えています。本クラブにも2017年に1年生の女子が入部し、「同じ1年の男子部員には負けたくない!」と奮闘中です。本クラブの部員が参加する試合は、団体戦・個人戦ともに年3回が基本。昇段試験は年4回あり、初心者からでも4年間かけて2段まで取得する部員もいます。


かつて日本拳法部に所属したメンバーたちは、現役部員たちにとって心強い存在。今でも普段の練習の指導役を買って出たり、夏休みの練習に参加したり、大会の応援に来たり、本クラブと強いつながりをもっています。また、年に3回出場する試合の後には、現役部員からOB・OGへの活動報告を実施。このような交流が、クラブとしての伝統を守っているのです。他の大学との合宿や合同練習をたくさん行っているのも本クラブの特長。そのような場で、普段とは違うメンバーたちと練習や手合わせをすることで、自分自身の課題を発見することができます。



▲ 活動場所の武道場
- 活動内容紹介
- 型練習、空乱練習、防具をつけての実戦練習
- 活動場所
- 武道場
- 活動日
- 月曜日・水曜日・金曜日
- これまでの実績
- 全国大学選抜大会ベスト8
西日本学生拳法選手権大会準優勝
- 部長/主将(2020年度)
- 増井 宇志
- 2017年度の活動予定
- 龍峰杯優勝大会
昇段試合
全日本団体戦
岡山県大会