お知らせ

人文社会学部 日本学科

日本学科へようこそ! —— 対面でのプレエントランスガイダンス[後編]

2月13日(土)に行われた第2回プレエントランスガイダンスの日本学科のイベント紹介の続きです。前半の様子については「日本学科へようこそ! —— 対面でのプレエントランスガイダンス[前編]」でご紹介しています。

日本学科へようこそ! —— 対面でのプレエントランスガイダンス[前編]

プレゼンテーションの後に、イベントワーク「若者言葉を説明しよう」が行われました。

ねらいは「背景や世代が異なる人々と共通点を作ってコミュニケーション力を向上させること」と「わかりやすく説明する力・技能を鍛えること」です。外国人留学生は「日本の若者とくつろいだ話をしたいけれど、若者言葉がわからない。若者や大学生がよく使う言葉を知りたい」という要望を持っています。こういった言葉は、日本語授業の中では教わらないし、日本語教科書にも載っていませんよね。また、世代の異なる人々、特に中高年の人の「若者が何を話しているのかわからない、ついていけない」といった声も聞きますが、そう感じるのも異世代の方々が若者言葉をご存じないからです。

人と人の間に共通点や共有知識が増えれば、親近感が生まれ、ラポール(信頼関係や心が通じ合った状態)が生み出され、コミュニケーションも円滑に運ぶものです。お互いの間に「共通に知る言葉」「言葉についての共有知識」を増やそう、そのために、若者言葉や大学生がよく使う言葉についてわかりやすく説明できるようになろう、課題実践を通して説明の力や技能を鍛えよう、というのがこの企画の目的です。それに加えて、よりよい説明を考える過程で、将来の同級生と協働し、交流もしてほしい、というねらいもありました。

説明(上述のような目的や、言葉の説明に必要な事柄)を聞いたあと、4~5人のグループになり、「自分たちのグループが説明したい言葉」を一つ選び、まずは個人で説明を考えて記述。その後でグループメンバーの説明を持ち寄って、よりよいものに作り上げるという課題に取り組みました。

短い時間でしたが、なかなかの説明があちこちのグループで仕上がったようです。当日は各グループに発表してもらう時間が取れなくて残念でした。ここで、秀逸なものの中から3点だけ紹介します。

  • エモい ・心が動いているときに出る言葉。「エモーション」から。写真や物、状況に対して使う。感想やあいづちにも使う。例:写真(昔のアニメや昭和のレトロなもの)を見て「エモいなあ」

★教員寸評:用法(使う場面や対象、使い方)がよくわかる説明です。レトロなものに対しても使うとは知りませんでした。

  • 間違いない ・相手が述べた意見に強く共感したときに使う言葉。例:A「めっちゃお腹空いた~」B「間違いない!わかるわ~」、 A「テストどうやった?」B「日本史やばかった」A「間違いない!」 このように、肯定か賛同の意味として取られる。使い方は「それな」に近く、とりあえずこれを使えば「間違いない」!

★教員寸評:既存の形容詞が、文字通りの意味を越えて、共感を表す感動詞や相づちのような機能を果たしているとは、興味深い観察です。機知にとんだ記述もいいですね。

  • イケメン[名詞] ・イケてるメンズの略。 ・容姿が整っている男性のこと。 ・周囲から、特に異性から、恋愛的に評価される振舞い、性格などのこと。主に他者に対して贈る賞賛の言葉。 例:「隣のクラスのAくんってイケメンだよね。」

★教員寸評:この説明を作ったグループメンバーは全員男性でしたが、なかなか冷徹にしてきめ細かな説明です。振舞いや性格をも指すのですね。

最後に「情報交換会」です。先ほどのグループメンバーに日本学科在学生もしくは教員が加わり、自己紹介し合った後、入学予定者には「大学で楽しみなこと」・「心配なこと」をそれぞれ披露してもらいました。その後は、入学予定者からの質問に在学生や教員が答えたり、入学予定者どうしで興味・関心あることを話したりしました。短い時間でしたが、入学予定者=将来の同級生どうし、また予定者と日本学科上級生・教員との間で、楽しい交流ができたのではと思います

入学予定者のみなさん、大学生活や、自分がそうなる(なりたい)大学生のイメージが明確になってきましたか? 残りの高校生活も悔いなく楽しみ、しっかり充電して、春からは元気に大学生活をスタートさせてください。日本学科の教員、先輩が見守っています。

最後に、今回の学科イベントで、スピーチに、グループワークのアシストに、情報交換会にと活躍してくれた日本学科在学生のみなさん、お疲れ様でした! みなさんの雄姿は入学予定者の目に、日本学科生の一つのモデルとして印象付けられたことと思います。

【関連リンク】

→日本学科の紹介はコチラ