「絵伝」から聖徳太子を知ろう~愛したいし・愛されたいし~ 



聖徳太子といえば、推古天皇の摂政として政治に携わり、冠位十二階や憲法十七条を制定し、遣隋使を派遣して外交を展開したと同時に、仏教興隆に力を尽くし、多くの寺院を建立し、「三経義疏」を著したなどというように、誰しもその功績について、何かは話すことができる「歴史上の偉人」です。

そこで、本展示では、聖徳太子イメージの基本を探るべく、四天王寺が所蔵する「六幅本」といわれる「聖徳太子絵伝」(遠江法橋筆・鎌倉時代・重要文化財)を取り上げ、この「聖徳太子絵伝」に描かれるいくつかの場面における聖徳太子のお姿を考察していきます。

奈良国立博物館からデジタルデータのご提供をいただき、複製となりますが、普段は博物館のガラス越しにしか見ることが出来ない六幅本の「聖徳太子絵伝」のほぼ原寸大(少しだけ大きめ)に再現した高精度の画面で近づいて鑑賞していただけます。

この大画面の絵伝をどのように読み解くのか、絵伝の見方も解説しています。

~2023年2月4日(土)限定~

2022年度博物館学芸員課程を履修した学生による展示案内(10:00~)絵解き(11:00~)をお楽しみいただけます。

午後は、13:30より特別公開講座「たいし塾」の

『「聖徳太子絵伝」とその絵解き―聖徳太子の何を伝えたかったのか―』を開講いたします。

「たいし塾」へのお問い合わせ・お申し込みは、地域連携推進センター「たいし塾」ページよりご確認いただけます。

(↑タップするとPDFダウンロードが可能です)

【日時】

2023年1月10日(火)~2月4日(土)

●2月4日(土)のみ実施
 〇 10:00~「学生による展示案内」
 〇 11:00~「絵説き」

※入場無料

【場所】

四天王寺大学 本キャンパス
3号館 図書館前学習ラウンジおよび図書館内展示ケース

本学正門の門衛所にて、展示を観覧に来られた旨をお声かけいただき、キャンパスへお入りください。展示会場は、3号館地下の図書館前ラウンジと図書館です。

▼正門から3号館までのルート案内図

(↑タップするとPDFダウンロードが可能です)

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