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異文化理解と「ホスピタリティ」

世界には多くの国があり、さまざまな文化があります。言葉の種類も数えきれません。そして、私たちが知っているのは、そのうちのごく一部だと言えるでしょう。前半では、世界で初めて多文化主義を宣言した国のカナダを例に、自分とは異なる文化を尊重し理解する考え方として「文化相対主義」や「エンパシー」について触れます。後半は「ホスピタリティ」を扱います。サービスやおもてなしを意味する言葉と考えられていますが、特に観光産業においての重要性を解説します。大阪・関西万博を前に「ホスピタリティ」に対する注目が徐々に高まっていくと考えられます。

文学部
国際コミュニケーション学科

平田 和義講師

専門分野:観光学、カナダ地域研究、国際交流実践

プロフィール

カナダのバンクーバーに住んでいたころ、国籍や人種が異なる多様な人たちと共に大学で学び、仕事もしました。貴重な経験をした半面、意思疎通がうまくいかず、ストレスが溜まったこともしばしば。そんな時、コミュニケーションの壁を乗り越える一つの手段が、相手の文化について知ることだと気づきました。