四天王寺大学公式ホームページ

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高齢者が住み続けられる街に
していくためには

現在、人間福祉学科の学生は、高齢者福祉に関連する科目を履修していますが、実際に、高齢者の福祉(普段の生活を幸せにする取り組み)について、地域で何が求められているのか、どのような活動が行われているのか学んだり、考えたりする機会が少ないのが現状です。そこで、羽曳野市保健福祉部介護予防支援室地域包括支援課が実施している「認知症サポーター養成講座」を本学で開催し、SDGsのターゲット11で提唱している「住み続けられる街づくり」について、地域福祉や高齢者福祉に関心のある学生とともに学びたいと考えました。
※動画内の学部・学科・コースの名称は、2022年公開時の内容です。

社会学部
人間福祉学科

笠原 幸子教授

専門分野:社会福祉学、高齢者福祉

プロフィール

私の研究は、認知症高齢者のQOL(生活の質)を高める福祉的支援の在り方を明らかにすることです。認知症高齢者の体面を貶めず、自尊心を傷つけない支援について研究することです。多くの人が「身近な人や自分自身が認知症になったらどうしよう」と不安に思うことがあると思います。このような認知症に対して、認知症の人をケアする社会福祉の立場から、発信したいと考えています。