新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う令和2年度冬学期の学生支援について
2020年9月28日
学生及び保護者の皆様へ
学生及び保護者の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染の終息が見えない中、不安な日々をお過ごしのことと存じます。
本学では、令和2年度夏学期において、新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から学生の皆様の安全を確保しつつ学修を担保する手段として、原則としてインターネットを活用した遠隔授業を実施して参りました。(※実技・実習や演習など、遠隔授業での対応が難しい一部授業については、6月より対面授業を実施。)
また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により家計が急変した学生へ、次の①~③の緊急支援を実施しました。
① | 遠隔授業に伴う令和2年度夏学期終了までのノートパソコン、Wi-Fiルータ(インターネット通信装置)の無償貸与 |
② | 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で家計が急変した学生への奨学金給付 |
③ | 四天王寺大学修学支援奨学金の給付 |
今年度の冬学期においても、感染の拡大が沈静化していない状況に鑑み、引き続き、以下の支援を行います。
1.冬学期の授業実施に関する支援
今年度の冬学期(9月19日開始)の授業については、既に8月6日付けで公式ホームページ及びIBU.netを通じて「令和2年度冬学期授業の実施方針について(お知らせ)」でお知らせしておりますとおり、十分な感染拡大防止策を講じたうえで、対面授業を原則としながらも、遠隔授業を併用した形態で実施します。
この状況を踏まえ、遠隔授業の受講に関して次の支援を行います。
(1) | ノートパソコンの継続貸与 夏学期に本学よりノートパソコンを貸与された学生で、まだ自己所有のパソコンを準備できていない場合、冬学期も引き続きノートパソコンの貸与を継続します。 ※対象の学生には手続きについて案内済みです。 |
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(2) | 通信環境に関する支援 経済的に困難な状況に直面していることなどの理由により、インターネット通信環境を準備することが困難な学生に対して、通信環境準備のための支援金を給付します。 給付金額:学生1人につき6,000円 (※給付申請した学生のみ) 遠隔授業を受講するにあたり、どうしても支障のある学生は情報メディア室へご相談ください。 |
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(3) |
学内の情報機器等の利用支援
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2.家計が急変した学生への学費減免の実施
主な家計支持者の今年度所得見込みが昨年の1/2以下となっているご家庭の学生を対象に、授業料の減免を実施いたします。
※詳細は、決定次第改めてご案内いたします。
このように四天王寺大学では、聖徳太子の教えである「和の精神」「利他の精神」を基に教育を行う大学として教職員がゆるぎない心をもって、学生の皆様の安全に配慮した教育を推進しつつ、新たな時代に求められる学びのあり方を追求して参ります。
すべての学生が教育を受ける機会を守れるよう教職員一同取り組んで参りますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
2020年9月15日 四天王寺大学 四天王寺大学大学院 四天王寺大学短期大学部 学長 岩尾 洋 |
