基礎演習Ⅱ 合同授業 キャリアのはなし(4回生内定学生の話 その3)
2023年2月3日
社会学科の現2回生に向けて1月上旬に行われた「キャリアのはなし」第3弾です。今回は大学院への進学を決めた先輩のはなしを紹介いたします。
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上島さんが進路を意識し始めたのは2回生の夏の頃で、大学院について調べたのは3回生の頃でした。大学学部時代よりもさらに深い専門的な研究をしたいと思い、4回生の夏に出願して受験、合格し、来年4月から大学院で平和学の分野を研究することになりました。
上島さんは、大学1回生の時期に、東日本大震災の被災地での活動など、ボランティアに力を入れていました。その後、本学の海外交流支援機関であるi-talkが実施している海外研修プログラムを利用して、1週間のアメリカ留学に参加、さらに、大学2回生の時には、半年間休学して、アメリカに留学しました。上島さんは、そのころからアメリカの大学と大学院にも興味を持ったそうですが、コロナ禍で留学が難しいということもあり、最終的に国内の大学院に進学することにしました。
上島さんも、大学に入ってから、将来自分が本当は何をしたいのか分からず悩んだそうですが、「四天王寺大学の社会学科は将来何がやりたいのかが決まっていない人を歓迎する」という話を教員から聞き、気が楽になったといいます。高校に比べて自由な時間が多い大学では、授業だけでなく、さまざまな進路をサポートする組織や支援プログラムを利用しながら、将来について考え、人生の一歩を踏み出すことが大事というお話を頂きました。
会場やオンラインで参加していた2回生の皆さんからは、進路に関する悩み、資格取得や留学に関する相談など、沢山の質問が上がりました。先が見えない状況の中で、将来に不安を抱える2回生も多かったと思いますが、4回生からは、自分一人で努力するだけでなく、友人や大学スタッフなど色々な人々と関わり、大学のサポートプログラムも積極的に利用しながら、多くの経験を積むことの重要性をお話頂きました。
会場で質問する2回生
疫病や災害、テクノロジーの変化、世界相互の状況が密接に関連しあうグローバル化の浸透など、現代社会は極めて不確実な状況にあります。それに応じて働く世界も大きく変化し、高い倫理観と幅広い視野に基づくダイナミックな判断が一人一人に求められています。
しかし、現在を生きる我々は、自分自身の将来像が見えにくい中で、流通するあいまいな情報に惑わされながら生きていることも事実です。
四天王寺大学では、国際的に通用する高い倫理観の育成とともに、一般就職、公務員、進学など、学生の皆さんが多様な将来を考え、サポートするためのさまざまな組織やスタッフを擁しています。また、社会学科では、今までの常識にとらわれず、かつ、幅広い視野、多様な価値観の下で、より正しく現代の世界と人間を捉えるための能力を育成する多彩なスタッフとカリキュラムを準備しています。
教員、スタッフ一同、明るい世界に向けて、皆さんの学びと将来が充実したものになるよう尽力できればと思います。
4回生の皆さん、お忙しい中、ありがとうございました。
卒業後も明るい世界とその未来を支えて頂ければと思います。
【関連リンク】
→ 社会学科ブログ:基礎演習Ⅱ 合同授業 キャリアのはなし(4回生内定学生の話 その1)

