基礎演習Ⅱ 合同授業 キャリアのはなし(4回生内定学生の話 その2)



社会学科の現2回生に向けて1月上旬に行われた「キャリアのはなし」第2弾です。

第一弾はこちら ↓

基礎演習Ⅱ 合同授業 キャリアのはなし(4回生内定学生の話 その1)

今回は2名の先輩のはなしを紹介いたします。

倉本千璃さん(一般企業 金融)

倉本さんは、3回生の末の3月頃にインターンシップに参加し、4回生に入り4月にエントリーシートの提出や適性試験、5月に1次・2次の面接を受けた信用金庫に、6月に内定をいただいたとのことでした。

倉本さんが苦労したことは、コロナ禍のなかで、予定されていたインターンシップが急遽変更になるなど、先が読めない就職活動だったことでした。しかし、そもそも、就職活動に正解はないので、自分で探りながら進めつつも、信頼できる友人や、キャリアセンターなどで相談したことは、就職活動の刺激や助けとなったとのことでした。また、倉本さん自身は在学中サークルやクラブ活動に所属しておらず、他大学の学生との交流もあまりなかったそうですが、就職活動を通して、他大学の学生と交流が生まれたのはいい経験、いい勉強になったと述べられていました。

就職活動で内定獲得に至った自己分析として、しっかり準備したことや、何事も余裕を持つことが大事だと思うとのことでした。倉本さんは、オンライン面接でも、想像以上に自分の不安や自信のなさは伝わるものだと感じたそうです。はきはきと話をするだけでも、印象も変わり面接に有効であり、面接でもどのような質問が来るのか、あらかじめ答える内容を用意しておくことが大切だとのことでした。

 最後に、後輩の皆さんへのアドバイスをいただきました。周りに振り回されず、気にしないこと。友人が早く内定が決まっても、焦らないこと。落ち込まないで次に進むことが重要だそうです。

髙田脩斗さん(公務員)

髙田さんは、はじめは教師になることをめざして社会学科で日々の勉強に励んでいました。しかし、教職課程のカリキュラムを実践していく中で、教員として青少年を指導できるのは学校の中だけではないか、特に、虐待を受た児童や、非行に走るような問題を抱える子どもたちを救い、あるいはサポートするためには、教員とは別の青少年への関わり方があるのではないかと思うようになり、警察関係の児童係を目指すことに興味を持ち始めたとのことでした。

就職活動中の経験として、インターネットには公務員関連の就職に関する不確かな情報が出回っており、安易に信じないことが大事であること、また、教職カリキュラムの実践経験から、一般就職でも厳しい面接での質問にも動じることなく対応できたのではないかということ、また、公務員を希望すると就職活動が長くなりがちで、モチベーションを高く保つことも大事、他の公務員志望の学生たちとつながり、刺激をもらうことも必要だと話されていました。

就職活動では、いろいろな出会いもあり、
それぞれの先輩学生が悩みながらも
成長している様子が教員の目に映り、
嬉しく思います。後に続く皆さんも、
先輩のはなしに考えさせられたことだと思います。

【関連リンク】

社会学科の学びについてはコチラ

→ 社会学科ブログ:基礎演習Ⅱ 合同授業 キャリアのはなし(4回生内定学生の話 その1)

→ 社会学科ブログ:基礎演習Ⅱ 合同授業 キャリアのはなし(4回生内定学生の話 その3)

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