大学基礎演習Ⅰ「先輩の話(在校生)」
2022年6月10日
先輩から「大学での学びや活動」について一回生の皆さんにレクチャーを頂きました。
緑がまぶしい今日この頃ですね。
晴れた早朝、人通りの少ない大学構内は、落ち着いた雰囲気の中で、さわやかな風に揺れる木々の若葉が美しいです。オープンキャンパスに訪問の折にはぜひご覧ください。
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6月上旬、1回生の授業である大学基礎演習Ⅰにて、「先輩の話(在校生)」を聞く機会が設けられました。今年は、教職をめざす学生、ピアサポーターの学生、認定心理士や社会調査士の取得をめざす学生、学生委員会で活動する学生、サークル活動で活躍している学生のみなさんにご参加頂き、それぞれお話を頂きました。
コロナ感染予防対策と同時に、誰もが平等に学びうる環境の構築をめざし、オンラインと対面の併用、字幕や聴覚障害用の機器の活用など、さまざまな工夫の下で授業は開催されました。
最初に榛ひかるさん(4回生)から、サークル・部活動と学生運営委員会について説明をして頂きました。和太鼓部部長である榛さんは、大学や学外でのイベントに参加したり、大学祭での書道部などのパフォーマンスコラボを行ったり、学科の友人だけでなく幅広く交友関係ができるなどの部活動の利点をお話頂きました。また学生運営委員会では大学オープンキャンパスや大学祭などの運営などでの活動を伝えて頂きました。
次に、ピアサポーターの活動について、森本結衣さん(4回生)からご紹介を頂きました。活動団体であるPIATAとは学生の学生による学生のための相談窓口で、教員や大学スタッフだけでは行き届かないさまざまな学生の皆さんのニーズに学生の立場から支援を頂いています。森本さんは、履修相談や定期試験前の勉強方法のアドバイスなどの活動を紹介していました。
三番目は資格関連の話として、玄彩夏さん(4回生)に社会調査士の資格に関するお話をしていただきました。社会調査士は「調査の専門家」として世論や市場動向、社会事象等をとらえる能力を有することを証明する資格です。玄さんは卒業研究(卒論)での社会調査法の活用方法や「就職活動にもアピールする際に有利である」点などを説明していました。
そして教職に関しては、秋月翔太さん(4回生)から説明を頂きました。秋月さんは、教職とは「生徒たちが主体的に“学び”を得られるよう補佐する職業」であるとお話頂きました。
教職に関する授業では、「模擬授業を通じて、授業を受けることと自分が授業を行うことは全く異なると痛感した。仲間と話し合って“いい授業”作りができる」ことが魅力であると秋月さんからは体験を紹介して頂きました。
最後に、市川奈津美さん(3回生)から認定心理士について、遠隔でお話を頂きました。認定心理士は、心理学の専門家として仕事をするための前提となる基礎学力と技能を取得していることを日本心理学会が認定するものです。資格に関わる心理学関連の授業には、実験や統計などのデータサイエンス的な内容が含まれること、また、資格を目指す1回生に履修に関する注意事項や苦労しているところ、楽しいところなどをお話頂きました。
1回生の皆さんからは、「(先輩の皆さんのように)人の印象に残る話ができるようになりたい」、「人見知りで数学も苦手だと思っていたが、アンケート調査に興味を持った」、「授業で難しいと思う部分もあったが、改めて頑張ろうと思った」などの感想が寄せられました。
総じて、先輩がたのお話からは、「目標をもって自分で考えて行動する」という、当たり前ですが難しいことに挑戦する姿勢を学ばせて頂きました。
社会学科ではこの他にも、1回生向け授業の中で、学内ツアーや図書館ガイダンスなど、キャンパスをフルに活用して頂くためのさまざまな支援活動を行っています。こうした機会を通して、早い段階で充実した大学生活を送っていただくとともに、教員と学生がともに学びを深めることを目指しています。
本日、ご登壇頂いた皆さん、ありがとうございました。
- 図書館ガイダンス(各自のノートパソコンを使用して)
- 学内ツアーでのあるグループ写真
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