人文社会学部 社会学科 -最新情報-

「社会病理学」ってどんな科目?

社会学科には人間・社会心理地域・メディア歴史の4コースがあります。
人間・社会の1年次必修科目に「社会病理学」という科目があります。どんな内容なのか、担当する平井先生に聞いてみました。

こんにちは。社会学科教員の平井秀幸です。

今日は、私が担当している一年生向け必修科目の「社会病理学」と、私が専門としている研究領域について紹介します。

「社会病理学」なんて聞いたことも無い、という人がほとんどだと思います。普段の生活を送る中ではあまり気づかない(というか、「見て見ぬふり」をしている)さまざまな社会の問題(病理)をとりあげて解説していきます。

年度によって、とりあげるテーマは変わります。私が専門としている犯罪・非行だけでなく、貧困、差別、障害、疾病、いじめ、虐待、失業など、多岐にわたります。ちなみに、昨年度はこうした社会問題への「支援」にスポットを当てて授業を行いました。コロナ禍ということもあり、オンラインで遠方の支援の専門家たちとつながり、私とのクロストークをYouTubeにアップし、学生にはコメント欄で質問を出してもらう、といったことも企画しました。

もちろん、コロナ禍以前は、対面授業をするなかで、ときに学外に飛び出してのフィールドワークも実施していました。下の写真は、学生有志を連れて四国の少年院に出かけたときのものです。社会学科の学生は三・四回生になるとゼミと呼ばれる少人数授業を受けることになりますが、ゼミの先輩たちとの合同授業の様子です。

先ほども少し述べましたが、私自身は犯罪・非行、特にそこからの立ち直りや支援のあり方に関心をもって研究をしています。少年院や刑務所でフィールドワークを行ったり、社会学の観点から「人を施設に『拘禁』して、『刑罰』を与える」「人を『立ち直らせる』ために『支援』する」ということが持つ意味について、批判的に考察をしたりしています。いくつか、私の著書を挙げておきますので、興味をある人はぜひ手に取ってみてください。

 

 

みなさんが「社会病理学」を通して、少しでも社会問題に対する多角的な視点を養っていただけたら幸いです。
それでは授業でお会いしましょう!

 

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