仲間とともに学びあい、成長する
2022年11月21日
日本学科では、授業の中でグループワーク学修を行うことがしばしばあります。
こちらの「日本学基礎演習Ⅱ」でのグループワークでは、学生同士、課題として与えられたテーマ「花火とその文化」について調べてきたことや、まとめてきたことを、グループ内で発表しています。
それぞれがまとめてきたレポートに合わせて作成したPowerPointのスライドを、自分のパソコンでグループメンバーに見せながら、レポートの内容を紹介しています。
グループ内プレゼンテーションのよいところは、クラス全体に対して行うプレゼンテーションの場合とは異なり、それぞれのプレゼンが終わったあとに、発表者の作成したパワーポイントの優れたところ、改善すべき点なども、実際の画面で確認しながら、お互いに指摘しあえる点です。
さらには、レポート内容についての質問なども、少人数のグループ内なので、お互いが納得するまでじっくりと対話を続けることができます。クラス全体のプレゼンテーションの場合ではなかなか見られない、鋭い指摘もありました。
こちらの授業「博物館実習C」では、学期末に実施予定の学内展示計画を立てているところです。二つのグループのそれぞれに与えられた大きなテーマに基づき、それぞれのメンバーが調べてきた内容をどのように整理してまとめれば、最終的に一つのストーリーとして展示できるようになるのかを、お互いの調査結果をホワイトボートに提示しながら、話し合っています。
グループ内のプレゼンは、社会人として仕事をする場でのクライアント対応の場をなどを想定した練習になっていますし、グループワークの多くは、卒業後の社会人としてチームで働く場でのメンバーとの関わり方の練習の場となっています。
日本学科の学生たちは、社会人として活躍する場で活かせる学びの経験を積み上げつつ、さらにはインターンシップの場でそれを実践するなどして、卒業後の自分のイメージを、自信をもってしっかりと描けるように日々の学びを深めています。
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