日本文化ゼミの実地研修



日本文化ゼミの今年の学修テーマは、「ジェンダーの日本史」。現代に生きる私たちが、無意識のうちに影響されている日本社会における男性の役割、女性の役割についての固定的な考え方は、いつ、どのようにして生み出されたのかを探っていきます。

夏学期は、古代の日本社会における女性の活躍について学んでいます。女性が活躍した時代といえば、奈良時代。そこで、今回は平城宮跡から法華寺、そして興福寺国宝館と、光明皇后ゆかりの地を巡ることにしました。

さて、近鉄大和西大寺駅から平城宮跡に向けて出発。雨と暑さが心配ですが、がんばりましょう。最初は、平城宮跡資料館の見学です。

 

 

平城宮跡では、どの施設でもボランティアガイドの方の説明を受けることができます。前日のゼミでの見学事前学修の学びを思い出しながら、実地での実際の資料の説明を受けて見学することで、より理解を深めることができます。忘れないうちに、学んだこと、理解したことを記録シートに記入していきます。ボランティアガイドの皆様、ありがとうございました。

 

 

 

平城宮跡を出て、法華寺へ向かいます。本堂や、光明皇后ゆかりとされる「からふろ」やお庭の見学のあと、ふたたび平城宮跡の東院庭園に向かいます。

 

 

この後は、長屋王邸跡地にあるショッピングセンターで昼食休憩を取り、バスで、興福寺へ移動します。興福寺国宝館では、光明皇后ゆかりの宝物をはじめ、貴重な資料を時間をかけてしっかりと見学しました。

 

国宝館見学のあとは、各自の自由見学。興福寺の境内を離れ、近在の奈良国立博物館へ行く学生もいれば、奈良公園の散策を楽しむ学生も。雨に降られることもなく、無事、この日の実地研修は終了しました。このまま、新型コロナ感染症の流行も収まり、秋にも無事、実地研修が実施できることを祈っています。

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