学内展示実習の準備が、今年も始まりました。



11月のはじめに、4年生は四天王寺宝物館での「館園実習」を終了しました。12月からは、3年生の「館園実習」が始まります。

4年生は、「館園実習」と並行して学芸員養成課程の集大成となる学内展示実習の準備も始めています。

 

 

 

四天王寺宝物館での最後の実習は、9月に行った秋季特別展の展示資料の撤収作業と収蔵庫への収納でした。

学内では、1月からの学内展示実習の企画をたてて、展示資料の作成を行うという作業が始まっています。

今年度の展示テーマは、四天王寺所蔵の『扇面法華経冊子』です。四天王寺では、聖徳太子1400年御聖忌を迎えるにあたり、寺宝の学術調査を行いました。その過程で、国宝『扇面法華経冊子』の最新のデジタル機材を用いての精巧な写真撮影が行われましたので、その写真データをお借りしての展示となります。

 

 

実物の国宝は、展示される機会もごく限られていますが、その精巧な写真を用いた展示ということで、まとめて鑑賞することがなかなか難しい『扇面法華経冊子』の写真を数多く展示しながら、学生たちが企画した平安時代の女性の暮らしをかいま見ることが可能となる展示を企画しています。

学内展示についての詳細は、またお知らせしますので、ぜひご来場ください。

 

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