第6回東北復興ボランティア(その2)
2022年11月9日
第6回東北復興ボランティア、前回に引き続き紹介します。
チェックインの時間も迫ってきため1日目の宿泊地である福島県南相馬市のホテル丸屋グランデに移動。
2020年にグランドオープンしたとのことで、清潔で部屋も広く大浴場もあり、またスタッフの方も親切で最高でした。
夕食は、スタッフの方に教えていただいたお店で、お腹一杯になるまでいただきました。
11日は、南相馬市ボランティア活動センターの説明会に参加するため、朝食を速やかに食べ終え荷物をまとめて8時10分にホテルを出発。
センターに到着し説明会終了後、センター長からオーダーの通知。
今回は、敷地内の草刈りということで、ドリームレーシングプロジェクト(以下、DRP)の内山様、永瀬様、坪井様と一緒に行うこととなりました
(今年は例年に増して草刈りの依頼が多いとのことです)。
ご挨拶を行い、準備をし、3台の車に分かれて現地へ。
到着すると、身長ほどに伸びた雑草にあっけにとられている間もなく、作業開始。
刈払機や刈込鋏、手などで雑草を取り払い、昼食をはさんで、15時過ぎに作業完了。
役割をはやすことができホッとしました。
南相馬市は、福島県の「浜通り」と呼ばれる地域に属し、仙台市から南へ約75㎞下ったところにある。
もとは原町市と相馬郡小高(おだか)町と鹿島町であったが、2006年に3市町が合併し「南相馬市」となった。現在も北から鹿島区、原町区、小高区と分かれている。
2011年の震災では、津波の被害により死者500名以上、1500世帯以上が全壊・半壊・床上浸水となった。
また、市内の大半が福島第一原子力発電所からの距離が30㎞以内であり、しばらく避難指示が出された。
いずれにしても元あった家屋を手放し、不安のなか避難所や親類縁者を頼っての避難、または新たに生活をスタートさせなければならない状況に置かれていた。
現在は避難指示が解除され、市内に戻る人も増えてきているが、しばらく手入れをしないうちに家屋は野生動物によって荒らされたり、雑草が生い茂ったりしてしまっている。
もとあった場所での生活を再スタートしていくためには、このような支援が不可欠である。
なお、雑草については日常的に駆除するなど管理していくことが必要である。
【関連リンク】
→ライフケア専攻学科ブログ:2022/10/3記事「第6回東北復興ボランティア(その1)」
→ライフケア専攻学科ブログ:2019/9/4記事「5回目の東北復興ボランティア -その1-」

