よりよい生活を目指して~個別介護計画を立案~
2022年8月25日
ライフケア専攻では、介護福祉士を養成しています。
介護福祉士は、単に障害のある方や高齢者のお世話をするだけでなく、その人の要望や生活上の課題を観察や周囲の人からの情報をもとに整理して、利用者が「その人らしくいきいきと暮らしていけるように」計画を立てて介護を行います。
授業でももちろん学習し、演習を行いますが、実習では具体的にお一人の方の了解を得て、情報を集め、実習指導者や機能訓練指導員、看護師、栄養士などの助言、協力を得ながら計画を立て、可能な範囲で実践していきます。
短期間なので、成果として現れないことも多いのですが、このことを通して、介護福祉士の専門性を改めて学び、利用者の生活をしっかり支えているという実感を新たにします。
介護福祉士は生活を支えるプロとして、高齢者や障害のある方とともに、ゆっくりと歩んでいきます。
今回は、そんな実習の報告会を学内で行いました。他の人(施設も対象者も違うので、まったく内容は異なります)の実践を聞き、自分が行った計画や実施内容を振り返りました。
これを冬学期の「事例研究」に活かし、科学的な介護、拠のある介護を求めて 実習後の学びが続いていくのです。
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