5回目の東北復興ボランティア -その3-



5回目の東北復興ボランティア -その1-

5回目の東北復興ボランティア -その2-

5回目の東北復興ボランティア-その1-、-その2- に続きまして

 

 11日の最終日は、松島を巡った後、震災遺構である仙台市立荒浜小学校に行きました。

五大堂前にて(奥のすかし橋は、渡ると名前の由来が分かります)

円通院山門前にて

 2日目に行った震災遺構は、現在立ち入ることはできません。

しかし、荒浜小学校やその周囲は、耐震・改修工事が行われ、津波による犠牲を出さないため常時内部を公開しています。

校舎の1階では、車などが押し流されてきたため、天井や床には生々しい傷跡が残っていました。

2階の海側のベランダでは、倒壊した壁と鉄柵があり、津波の威力がどのようなものであったかを知ることができるのです。

また、4階では、地震発生から避難、津波の来襲、そして救助されるまでの経過を写真や映像で振り返るとともに、

災害への備えについても学べるようになっていました。

荒浜小学校前にて

津波到達時刻で止まった時計

1階教室

2階海側のベランダ

4階の「3.11荒浜の記憶」

5階ベランダから、「荒浜祈りの塔」を望む

 

 今回同行してくれた学生は、震災当時小学6年生で記憶が薄らいでいたようです。

しかし、現地に赴き多くの人と接し、震災遺構等を見ることで、地震・津波の怖さを感じるとともに、

まだまだ復興に程遠い東北への支援が必要であると話していました。

そして、この体験を多くの人に伝えていきたいとも言っています。

皆さんは、東日本大震災があったことを記憶していますか? 

まだ、たった8年前の出来事なのですよ。

 

【関連リンク】

→短期大学部生活ナビゲーション学科ライフケア専攻の学びについてはこちら

 

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