実習報告会で実習場面を共有、そして振り返りからさらに良い関わりに
2018年7月25日
先日「実習報告会」を開きました。
2回生は6月に終わった最後の実習(20日間)の振り返りをしました。
今回は個別介護計画を立案・実施・評価まで行いました。
どうすれば利用者さんが、よりよい生活が送れるかをテーマに、ご本人からお話いただいたことや周りのスタッフが日ごろ感じていること、そして実習生自身が感じ取ったことなど事実をもとに、必要な介護を考えていく作業です。
利用者に寄り添う―――口では簡単に言えるけれど、実際となるとなかなか難しいです。だけど、実習生という立場を活かして、業務に追われることなくじっくり関わり、その方の「本当の想い」を聞いていきました。
一方で、知識や技術、経験が乏しいので、専門職からのアドバイスがなくてはより良いものにはなりません。こうしたプロセスのなかで、職員集団の連携や情報共有、そして介護方法の根拠を考えていきました。
これは、実習に行かなくてはわからないもの。
その経験を、他の施設に行った人や下級生たちに伝えました。
1回生は初めての実習、と言っても半日ですが、利用者さんとコミュニケーションをとったことについて「対象者の言動」、「私はどう感じ、どう思ったか」、「私の言動」に分けてその場面を振り返りました。
自分が話したいこと、聞きたいことにこだわって、相手の気持ちに寄り添えていなかったななどと、いくつも反省点が出てきました。
次に話す時にはどうしようか、失敗しながら学び、先輩のあとを追いかけます。


« 前の記事
次の記事 »