「繋がった」。それはオンラインというだけでなく、心も・・・
2020年9月16日
夏学期も後半、教員も学生もオンライン授業に少しずつ慣れてきていました。
そんなある日、いつも障がい当事者さんに学校に来ていただいて講演と交流をする日がやってきました。
毎回、学校に3名の車いす利用者がお見えになります。大阪市内から車でおよそ1時間。
到着するとすぐにお手洗い。
本学には障害のある方が使える多目的トイレが各棟にあります。
そして、エレベーターで教室のあるフロアまで移動して・・・と、
講義の前の準備が結構あります。また、帰る時も同じです。スタッフも5人は必要と、車2台分に分乗しての大移動になり、負担も大きかったです。
せっかく感染予防で遠隔授業にしているのだから、外部講師も遠隔でお招きできたらと思い、教務に相談すると快諾していただきました。
あとは先方の障がい者支援施設との調整です。
ZOOMの通信テストを行い、マイクやカメラなどの設置やネット環境などを準備しました。
また、通信が途切れたときのために、それぞれの自己紹介の動画も撮影していただき、授業の前後にYouTubeで限定配信をしました。
当日、前もって教員と施設とで繋げておき、時間が来ると学生が訪ねてくるという、いつもとは逆の順番でスタート。
画像越しなので伝わりにくいかと思っていましたが、質疑応答など交流をすることができました。
初めてのZOOM交流。
トライ&エラーの遠隔授業が続きましたが、かなり珍しく「成功!」の一日でした。
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