コミュニケーション体験実習に行ってきました



 1年生は、先日の見学実習に続いて、今回はコミュニケーション体験実習として「養護老人ホーム」へ行ってきました。

 身だしなみを整えて、高齢者の皆様が生活されている場面へ! 笑顔、えがお・・・。

 やや緊張気味の笑顔で、「こんにちは。四天王寺大学から来ました」と、ご挨拶しながら近づいていきました。

 高齢者の皆様は、「ああ、四天王寺の学生さんやね」と優しく手招きをしてくださったり、「介護のお勉強にきたの?頑張ってね」と話しかけてくださったり。

 実習前は、どのような話題を提供すれば喜んでいただけるだろうか、話が続かなかったらどうしよう…など、期待と不安でいっぱいでしたが、

人生の大先輩である高齢者の皆様はそういったことをすべてお見通しで、助けてくださったのです。

   

 なかには、「ここでは本当に良くしてもらっているけど、寂しいときもあるのよ」と涙ぐまれる高齢者のかたもおられました。
 学生は、その時は「ただただ『寂しい想いをされているのですね』としかいえなかった。このような場面では、どうしたらよかったのだろう…」と、早速課題が出てきました。

 後半は、グループワークを行いました。学生からの課題や疑問について、施設の介護福祉士である支援員の皆様より具体的な助言をいただきました。 
 貴重な気づき、学びをさせていただきました高齢者施設の利用者、職員の皆様に御礼申し上げます。引き続き、学内授業にて振り返り、今後のよりよいコミュニケーション実践につなげていきたいと思います。

 研修室の外では、同じ敷地内にある保育園のかわいい園児たちがシャボン玉で遊んでいる姿が見えます。

 安心して子どもを預け、介護施設職員として働ける環境も四天王寺悲田院は整っています。この素晴らしい環境のもとで、多くの卒業生が活躍しています。

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