ニュースポーツの魅力
2019年6月4日
高齢の方や障害のある方に、豊かな生活を!
介護福祉士として、利用者のニーズに応えるとき、レクリエーションを行い、生活に潤いを提供することがあります。
1回生の「レクリエーション論」の授業では、レクリエーション支援の目的を理論的にしっかり学びます。
そして、2回生の「アクティビティケア」の授業では、復習や応用として実践力を身につけていくのです。
今回は、ラダーゲッターという、日本レクリエーション協会推薦のものを使いました。
ラダーは英語で「はしご」。
はしごの形の目標に向かって、紐でつながれた2個のボールを投げます。
このボールたちが広がったり狭まったりしながら、はしごの棒にくるくるっと巻きつくと得点です。
下から1点、2点、3点と3本の棒があります。
ワンバウンドしたら一気に5点獲得となります。
合計点が多い方が勝ち!
・・・と、言いたいところですが、ここがニュースポーツの面白いところ。つまり、ルールに工夫があります。
それは「先に合計点がちょうど21点になった方が勝ち」ということです。
現在19点ならば、あと2点です。
真ん中の棒にくるくるっと巻きつくか、下の1点の棒に2回巻きつくとゴールです。
ここで、上の3点の棒に巻きついたり、狙いすぎてワンバウンドしてしまってもアウトです。
その場合は、0点となって再スタートです。
つまり、最後まで、どちらが勝つかわかりません。
チーム戦で楽しみましたが、勝つためには投げる順番を考えたり、うまくいった人からのアドバイスが大事だということに気づきました。
狙い通りもあり、偶然もありで、誰もが楽しめるように工夫されていました。
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