高齢者の語りから「よりよく生きる」ことを学ぶ



ライフケア専攻1セメスターでは、「社会福祉援助技術総論」という授業があります。

介護を必要とする人の気持ちに寄り添い、コミュニケーションの学びを深める科目です。

本日は、大学の近くにある特別養護老人ホームで生活をされている、90歳代の女性と70歳代の男性の利用者様2名と、本専攻の卒業生を含む生活相談員2名の職員様をお招きしました。

4月に入学した学生達は、この日のために自分たちで役割を決めて、緊張しながらも笑顔でおもてなしをしていました。

利用者のお二人に、それぞれどのような幼少期を過ごし、戦争を体験し、子育てや仕事に勤しんでこられたのか、また、介護施設での生活や生きがいについてなど、ありのままを語っていただきました。みんな真剣なまなざしで聞き入っていました。

利用者のかたがたの、長い人生を歩んでこられたさまざまな実体験を語っていただき、「よりよく生きる」ということを学びました。また、現在生活相談員をされている本専攻を卒業された先輩からも、介護福祉士をめざしている後輩学生に応援メッセージをいただく貴重な機会となりました。

 

お越しくださいましたお二人の利用者様、介護施設職員の皆様に、こころより御礼申し上げます。

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