視覚障がいのある人との交流(その2)
2016年10月17日
手引き体験の後は、お持ちいただいた視覚障がい者が使いやすい福祉用具の体験をさせていただきました。
特殊なそろばん、音が出る電卓、点字のついているトランプ、黒白が触覚でわかるオセロなどに触れることができました。
つぎにグループに分かれ、当事者の方に日常生活での困ったことや、楽しみなどを質問させていただき、一つひとつ丁寧に教えて下さりとても勉強になりました。
☆学生の感想☆
グループワークでは苦労してきたことを聞くと、最初は苦労したけど幸せの感じ方は目が見えなくても一緒と言っていたのをお聞きして、目が見えないだけで感じ方は一緒だからその通りだと思いました。音声を使った機械を使っていたり、家事はほとんどこなしていたり、喋っている時でも声から年齢をイメージしたりすることをお聞きしてすごいなと思いました。
☆学生の感想☆
視覚障がいのある方との交流は初めてでした。最寄りの駅で白杖を持つ人に出会うことが多く、いつも何かお手伝いできることはないかなと考えていました。今回の交流会で電車に乗っているとき、どのようなお手伝いが嬉しいですか?という質問ができ、電車やホームではこのような手伝いをしてほしいという事を、教えていただくことができたので、すごく嬉しかったです。 手引きも初めて経験させて頂きましたが、階段の上りや、段差を上るときの声掛けのタイミングがすごく難しかったです。どのくらい前で声を掛ければいいのかわからず、当事者の方を少し困らせてしまったかなと感じました。ですが、「この辺で段差の場所を伝えてほしい」など丁寧に教えてくださったので、すごく有り難かったです。
私は、いまの見えることが当たり前という環境で生活しているので、見えないということを想像することが難しかったのですが、たくさんの質問をさせて貰えたことで、家族や仲間の助けですごく幸せに暮らしているということをたくさんのお話から教えてもらい、すごく勉強になりました。
当事者の皆様、住吉区社会協議会職員様、ボランティアの皆様、本日は本当に貴重な時間を頂き、ありがとうございました。

