『地域伝統・文化の祭りの発表』



 

\授業紹介「ライフデザインゼミナールⅣ」seira

『地域伝統・文化の祭りの発表』

 

「ライフデザインゼミナールⅣ」(上田ゼミ)では、社会人基礎力の中の「チームで働く力」の体得を目標にゼミ活動を行っています。

私たちは、上田ゼミの大テーマである『大阪南部の地域活性化』から、大阪のだんじり、ふとん太鼓、神輿に着目し、それらのお祭りを行うことで、地域活性化にどのような役割を果たしているかについて興味を持ちました。

だんじり、ふとん太鼓、神輿それぞれの調査結果をゼミ内で発表しました。

 

まず、「だんじり」についての研究結果を報告します。

草部連合「馬場」のだんじりの写真を撮らせていただきました。だんじりの彫り物には明智光秀や平敦盛、桶狭間の合戦など歴史に関する物が彫られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、だんじりの発祥地岸和田市では、市民のほとんどが何らかの役目でだんじりに参加していることが分かりました。女性の活躍も多く見られ、炊き出しや休憩後の片付けを担当するなど、市民で協力し合って開催されています。

 

次に、「ふとん太鼓」についての研究結果を報告します。
ふとん太鼓は五枚重ねの朱色の布団が特徴的で、車輪がついておらず、大勢で担ぎます。大阪府の河内・泉州地方が発祥地ということや由来などの歴史の他に、だんじりとの曳き方との違いや掛け声などを調査しました。

 

 

 

 

 

 

 

また、地域の人々の間での顔見知りの関係を構築することで、祭りが地域におけるコミュニティの求心力になっていることが分かりました。

 

最後に「神輿」についての研究結果を報告します。
神輿は、奈良時代、格式のある神社から神を分霊する際に輿を用いたことから神の輿、神輿と呼ばれるようになりました。

          

日本三大祭りの一つの天神祭では、関西の服飾の専門学校や大学に公募し、コンテストを開催して優勝した作品のステッカーを商品化し販売するという取り組みをしています。
今回の研究で、祭りは地域活性化に繋がっていることが分かりました。

 

ゼミ生感想

・だんじりが好きでよく見に行っていたのに、知らないことだらけで調べていてとても楽しかったです
・あまり身近なものではなかったので、歴史や地域の人たちの協力があってこそ開催できるものだと知って、見る目が変わりました。
・役割分担をして情報収集をすることが出来ていたと思います。
・祭りの歴史や色々な祭りについて勉強し、魅力を知り、後世に受け継いでいくことの意味を知りました。

(記事:上田ゼミ・地域伝統・文化の祭りチーム)

※取材時に関係の方々に撮影・掲載の許可をいただいております。

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