「行事食」について学びました!
2020年10月21日\ 「行事食」について学びました! /
夏学期の【ベーシッククッキング実習】は、調理実習で「食」の基本的な知識や技術を身につける授業です。また、行事食を通し日本の食文化も学びます。
今年度はコロナ禍により、対面での調理実習は回数も限られ、献立の変更や班活動の制限など多くの制約がありました。感染予防対策「私語厳禁!」でいつも以上に集中力もアップ!盛りだくさんな学習内容でしたが、一生懸命に学び身につけることができました。その中の「行事食」について2つの学びを紹介します。
調理実習:「七夕」の行事食☆そうめん
みなさんは「七夕」と聞くと、何を思い浮かべますか?「笹竹に願いごとを書いた短冊を飾る!」とか、「織姫と彦星の年に一度のデート♡」とか・・
実は、七夕にはそうめんを食べる風習があります。そのいわれを学び、星形☆にした薄焼き卵や人参、飾り切りの鎖キュウリなど、七夕の雰囲気たっぷりに盛り付けました。

年中行事も時代とともに少しずつ変化をしています。「もうあまりやらないよね…」という行事も増える中、「お正月」は今でも健在です!
お正月の行事食といえば、おせち料理とお雑煮です。これらは日本の伝統的食文化の代表格ですが、実は家庭ごと、つまり「我が家の伝統料理」でもあるのです。遠隔授業の課題として「我が家のお雑煮」を実習ノートにまとめました。
具材や汁、盛り付けなどみんな違います。楽しいエピソードもいっぱいの美味しそうなお雑煮が勢揃いしました。家での調理を通して、家族のみなさんともいろいろ話が盛り上がった様子でした(^^)
沖縄出身の学生の実習ノートから
私がよく正月に食べていたお雑煮は白味噌を使ったイナムドゥチという味噌汁です。
私の家庭ではお雑煮にお餅が入っていることはありませんでした。お雑煮と言えるのか?と疑問にもなりますが、お正月の時期は実家でも、おじいちゃん、おばあちゃんのお家でも、このイナムドゥチが食卓に出ていました。
だしはカツオです。豚肉・かまぼこ・干し椎茸・こんにゃくは絶対に入っています。久しぶりに作って食べたので、懐かしい感じがして嬉しかったです。甘い味わいのイナムドゥチ、美味しかったです。
お正月には、みんなが揃って楽しくお雑煮が食べられると良いですね。
このコロナ禍が1日も早く収まりますように!
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