経営学科生としての一年目が終了!
2015年2月19日
~「大学基礎演習」集大成のプレゼン大会報告~
経営学科では、大学生活一年目、初年次学習を行う「大学基礎演習」において、実にさまざまな教育プログラムに取り組んできました。
まずは挨拶や礼儀に始まり、コミュニケーション能力や表現力の養成、さらに読む・書く・聞く・発表するなど、大学生として備えるべき基礎力の向上に努めました。
最終的に、一年間の学びの集大成としてクラス別でプレゼンテーション大会を実施し、学生一人ひとりの関心のあるテーマについて、パワーポイントを使い発表し、評価も学生同士で行いました。
見事優勝に輝いた学生と発表テーマは次のとおりです。
所属 | 氏 名 | 発 表 テ ー マ |
1組 | 宇野 貴之 | 2014年度ヒット商品~クッキーとビスケット |
2組 | 沖田 健一郎 | USJ 人気V字回復の戦略分析 |
3組 | 下口 真奈 | 2014年度ヒット商品とその理由 |
4組 | 野津 美奈帆 | 消費税増税の是非について |
5組 | 星島 昇太 | 低学年からの英語教育導入について |
特に「2014年度ヒット商品の分析」は、今後のヒット商品やビジネスチャンスを模索するためにもとても重要な作業であり、学生の関心も高く非常に興味深い内容でした。
一方、逆境から大逆転を果たした地元・大阪のUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の戦略も見逃すわけにはいきません。
さらに、ビジネス社会にも大きな影響を及ぼす消費税増税の是非を検討することは非常に重要といえるでしょう。
なお、一見ビジネスとは縁がなさそうな小学校低学年での英語教育の導入の是非についても、今後さらにグローバル化が進むことを念頭に置けば、グローバルビジネスの世界共通語ともいうべき英語教育への国の取り組みは注目すべき問題といえます。
いずれも、ビジネスの視点から、より丁寧に分析を加え、そして自分の意見をいかにわかりやすく伝えるかに創意工夫を凝らしたことがよく表れたプレゼンでした。もちろん、プレゼンの成果が得られたのは優勝者だけに限りません。
授業終了後のアンケートでは、基礎演習の成果として「プレゼンを通してパワーポイントの手法を身に着けることができた」や「これまで人前で発表することが恥ずかしかったがプレゼンをして自信につながった」等、プレゼンへの取り組みに対する成果を実感したという意見がもっとも多く寄せられました。
さらに、「挨拶が習慣化した」や「礼儀や敬語を習得できた」「文章力や表現力が身に着いた」等の感想も少なくありませんでした。
この一年間、大学基礎演習でさまざまなことを学んできましたが、これはほんの一歩に過ぎません。一年目に養った力を活かすためには、引き続き努力して鍛えることが必要です。
来年度から始まる演習では、今や多くの企業が就職試験の際に課すというSPI(いわゆる適性検査)に備えて言語能力等の基礎力の習得に取り組みます。
さらなる成長をめざして、来年度はもっともっと前へ踏み出しましょう!
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