イズミヤ古市店で天野ゼミ・産学連携企画開発商品「羽曳野かすおでん」を販売!



来月(2022年度3月)、経営学部を卒業する天野ゼミの学生たちは、本学の位置する世界遺産都市である羽曳野・南河内エリアに『新しい名産品をつくりたい』という思いから、アイデア抽出とコンセプトの決定からスタートした「羽曳野かすおでん」は、仕入れ、試作、ネーミング、金型作成、学内試食会、パッケージやボリューム、価格や販売方法の検討などを1年半かけて進めてきました。

そして、本学と協定を結んでいる、幸南食糧株式会社(おくさま印)地域活性化研究所との産学連携により、昨年末、「羽曳野かすおでん」がついに完成しました。

 

特長としては、羽曳野のソウルフードである、「油かす」(牛の小腸から、石鹸などの原料となるヘット=牛脂を煮詰めて抽出した残渣)から出汁をとり、そこに、「古墳」「埴輪」「水鳥」といった、世界遺産をモチーフとした形の、さつま揚げや、こんにゃくを入れることで、「羽曳野らしさ」を演出しました。パッケージの埴輪の前衛的なデザインは学生によるものです。

 

さらに、地元産の材料にこだわるため、さつま揚げについては、道明寺の老舗「味大蒲鉾」に金型を持参し、こんにゃくについても、駒ヶ谷の「金銅商店」の製品からカタチを抜いていただきました。両手を上げた埴輪については、さつま揚げでは手が折れて製造が困難である一方で、こんにゃくでは型崩れがしにくいことも判明しました。

そして、ゼミの最終仕上げとして、イズミヤ古市店のご協力の下、1月7日(土)、古市店でテスト販売を実施しました。事前のSNS広報も功を奏し、館内放送や呼び込みも行った結果、用意した約100パックのおでん(500円)は、2時過ぎに完売しました!

 

 

また、3年生ゼミ生が取り組んでいる「たこ焼きキッチンカー」も宝くじ売り場横での友情出店を行いました。午前中は売れ行きが伸び悩みましたが、午後から人気が爆発してきました。多くの卒業生や現役生のご家族、地域の方から声をかけていただいたことが励みになりました。

 

「羽曳野かすおでん」については、試作品販売に伴い実施したアンケートなどのフィードバックも加えて、今後、一般向け市販ステージに向けて検討を進めていきます。


4年生については、これをもってゼミ終了となり、商品企画から販売まで実践的に学ぶことができました。それぞれ社会に巣立っていきますが、このゼミで、さまざまな場所に行き、いろいろな人に会い、得意なことを生かしながら仲間たちと、試行錯誤で取り組んできた経験は、将来の自信となっていくと思います。

3月26日(日)は2023年度1回目のオープンキャンパスです!
ぜひ遊びに来てください!

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