天野ゼミ活動報告「昔の学校で星空をみよう!」プロジェクト 兼 ゼミ合宿



経営学科 天野ゼミでは、起業・地域連携をキーワードに、様々な形でのプロジェクト実践活動を通じた学び(PBL)を展開しています。今回、ゼミ企画として「昔の学校で星空をみよう!」を、3年生の寺平陽登さんをリーダーとして10月9日に実施しました。

 

この企画は、2022年1月に学内で開催された「第8回IBUビジネスプランコンテスト」で優勝した「星たちの巣 Stars Nest」をベースとしたものです。過疎化や少子高齢化の進む中山間地域の活性化のために、空気がきれいで光のない、田舎ならではの「満点の星空」に注目して、天体観測を中心とした地域イベントを実施する内容です。

今回は地域の協力や教育委員会の後援を得て企画を進め、「奈良カエデの郷ひらら」が会場となりました。「奈良カエデの郷ひらら」は1935年に建築され、2005年に過疎化のため廃校となった、奈良県宇陀市の「旧宇太小学校」を本学の卒業生がNPOを設立して、買い取り、ゲストハウスとして改修したものです。アプリで10人が同時に見られる、最先端の電子望遠鏡も導入し、万全の準備で臨みましたが、残念ながら当日は雨天。やはりこの手のことは天候リスクが伴います。

 

準備した望遠鏡づくりワークショップでは、地域の小中学生や保護者の方、30名の参加があり、お楽しみいただきました。

また、今回のイベントで、今学期からキッチンカーで起業したゼミ生のエスラミ蓮藤さんによる「Mr.たこやきBoys」も初出店を行いました。遠隔地や地方における採算性について検証を行って臨んだところ、施設利用者にも大好評で終了時間までに完売になりました。

温かみと味わいのある懐かしい校舎で、学生たちはファイヤーを囲みながら、「未来の夢や希望について」、「青春と人生について」、そして「日本や地域の発展のために自分達はどう動き、何をなすべきか」など、夜を徹して語り合いました。(ということにしておきます)

天野ゼミでは、新型コロナウィルスの影響で近年ゼミ合宿ができていなかったのですが、ようやく再開できました。今回のプロジェクトを、トライアルイベントとして、反省点を踏まえ、星空や天体観測を通じた地域活性化のパッケージ提案として、今後の事業化を検討していきます。

【関連リンク】

→経営学部の学びについてはこちら

→四天王寺大学 OPEN CAMPUS!詳細はこちら

→経営学科ブログ:天野ゼミ「昔の学校で星空をみよう!」プロジェクト

→経営学科ブログ:天野ゼミ活動報告:キッチンカー「Mr.たこやきboys」始動しました!

 

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