地域活性化概論〜山入端 創(やまのは はじめ)羽曳野市長による特別講義を実施〜



本学では、全学部の学生が受講できる共通教育科目として、「地域活性化概論」を開講しています。地域の活性化や、大学の立地する羽曳野市、最寄り駅として多くの学生が利用する藤井寺市の歴史、産業、社会、まちづくり、多様なその他地域の事例などについて学び、郷土についての思いや関心を高め、将来、公務員、起業家、市民リーダーとして地域を舞台に活躍する人材を輩出することをめざします。

昨年度に引き続き、羽曳野市の山入端  創(やまのは  はじめ)市長にお越しいただき、「羽曳野市の未来創り」と題して特別講義をしていただきました。

 

就任2年目となった市長から、政治家をめざし、国会議員秘書から大阪府議会議員を経て、市長に立候補した思い、羽曳野市の現況や課題、魅力とポテンシャルについてご講義いただきました。また、市政運営の7本柱となっている「①行財政改革の推進、②子育て支援・学校教育の充実、③健康・福祉の充実と向上、④交通・インフラ整備の促進、⑤安全・安心なまちづくり、⑥市民協働・地域自治、⑦魅力あるまちづくり」についてもご説明いただきました。 

 

羽曳野市が誇る地域資源を活かすために様々な取り組みをされています。今回の講義では、魅力ある返礼品を活かした「ふるさと納税」の充実(返礼品はなんと406品目、66事業者)、新たなスポットとして市役所や公園を賑わせているキッチンカー事業などについてご紹介いただきました。2025年の大阪・関西万博と連携し、市の魅力を発信するため、これからも新たなチャレンジをしていきたいとおっしゃっていました。また、FacebookやLINE、YouTubeなどを活用して、市政情報をタイムリーに提供することに力をいれておられます。

羽曳野市役所の職員数は675名(令和4年4月1日現在)で、なんと42人の四天王寺大学の卒業生(短大含む)が第一線で活躍しているそうです。山入端市長からもこれからの将来を担う学生に向けて「ぜひ職員をめざしてほしい」ということに加えて、「熱中できるもの、打ち込めるものをみつけて」「自分自身の将来ビジョンを持って」などのメッセージをいただきました。

 

講義に引き続き、羽曳野市のまちづくりや魅力などについて、学生との意見交換や質疑応答が活発に行われました。

 
(写真右:山入端羽曳野市長と須原学長)

羽曳野市長の特別講義を受講した学生たちの感想の一部を下記に紹介します。

  • 山入端市長の羽曳野市に対する熱意と愛情を感じられ感銘を受けました。
  • お話を伺い、羽曳野市をどれだけ愛されているのかすごく伝わってきました。
  • キッチンカーの取り組みについて、四天王寺大学にも来てもらいたいと思いました。
  • 住民の満足度を上げるために観光名所などの必要性はあまり感じていませんでしたが、活性化のために重要なことだと理解できました。
  • 市長がまちのことを考え、市民のことを考えた政策をされていることがよく理解できました。
  • 市長になられて短期間で成果を出されているのはすごいことだと感じました。
  • 自分の知らなかった羽曳野市の魅力をしることができました。ありがとうございました。

等々 

四天王寺大学は今後も地域と社会の発展に貢献できる人材の育成に努めてまいります。

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