天野ゼミ(3年)産学連携活動報告〜篠原陸運(羽曳野市尺度)を訪問しました〜



今年度の天野ゼミは23名のメンバーが集まりました。経営学科 天野ゼミでは、主に「起業」「地域活動」「投資」「ボランティア」「グローバル」などをテーマに、各自の関心に応じて、様々な実践的活動にチャレンジします。活動を重視したゼミなので、就職活動で定番の「学生時代に力を入れたことは?」という質問に対して、様々なゼミ活動での取り組みを語ることができます。

一寸先には何が起きるかわからない激動の社会では、時代を先導し、自ら変革、進化しながら、価値を創造し、生き抜いていく必要があります。そこで天野ゼミでは資本主義の主人公となる力を涵養することを狙いとしています。

第1回目の履修確認、第2回目の自己紹介(一発芸の披露含む)に続き、3回目の授業では、大学のすぐ近く、羽曳野市尺度に本社・事業所をおく、「株式会社篠原陸運」をメンバー全員で訪問しました。

篠原陸運は、1993年に松原市に設立された会社で、2020年に本社を羽曳野に移転、現在は10,000坪以上の広大な敷地と、2棟の大型倉庫、300台以上の大型トレーラー、トラック、冷凍車を有する運輸倉庫会社に発展し、躍進しています。

今回は、敷地英也 代表取締役から同社の事業の特徴や沿革、自動化や安全管理への取り組み、羽曳野との地域連携や地域貢献への思いについてお話を伺うとともに、同社の誇るフォークリフトでの倉庫システムや、水を特殊フィルターで再生循環する、関西にはここしかない自動パレット洗浄装置などの現場見学を行いました。パレットとは、運搬のために商品を乗せる樹脂や木製の板のことです。

また、翌週には同社の広大な敷地内で、キッチンカーを中心とした地域イベント「はらっぱまるしぇ」が開催されます。「はらっぱまるしぇ」はNPO「まちまるしぇ」が企画するコロナ時代の新たな地域イベントです。次回の出店も視野に入れて、ゼミメンバーがボランティアスタッフとして参加することになっており、今回はその下見も行いました。

最後に、昨年度に本学との連携協定を締結した、幸南食糧・地域活性化研究所の橋本所長、羽曳野市役所で話題となっている、羽曳野キッチンカープロジェクトの仕掛け人である、羽曳野市西浦のNowork Moto&Cafeの桑野代表、本学地域連携推進センター黒田課長も交えて、今後の産学連携について意見交換を行いました。

広大な敷地内で、現在は農園・BBQ場となっているガーデンや、未利用の雑木林の開発や今後の活用について、ゼミに提案依頼があり、今後新たな産学連携企画として検討していくことになりました。学生運営のキッチンカーをはじめ、フィールドアスレチック、ドローン、天地観測、たまご拾い、自然教室やキャンプ、ドライブインシアターやLEDイルミなどの様々なアイディアがゼミ学生から出ており、今後は実現に向けて検討を行っていきます。ご期待ください。

産学連携活動に参加したい人は、
地域連携推進センターまたは天野(研究室7-517)まで。

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