第4回 5/3 道明寺歴史まつり 学生も、教員も、いざ出陣!
2022年5月19日
藤井寺市・道明寺の石川河川敷は、1615年の大阪夏の陣で、豊臣軍と徳川軍の最後の戦いとなった「道明寺合戦」の舞台となったことで知られています。日本史の天下分け目となった戦(いくさ)で、命を落とした武将たちを追悼するとともに、道明寺のまちと歴史を広くPRする「道明寺歴史まつり」が毎年ゴールデンウィークに開催されています。このイベントは2013年の「大坂の陣四百年祭 道明寺合戦まつり-約束の地-」から始まり、コロナ禍により2年間の休戦がありましたが、十年続いているイベントです。
新型コロナウィルスの影響で、昨年と一昨年は中止となりましたが、今年は多くの方々の想いが叶い、道明寺まちづくり協議会、道明寺天神通り商店街、藤井寺市役所をはじめ、関係者のご尽力により、2年ぶりに復活し、実施されました。
毎回、参戦している本学地域連携チームでは、17名の現役学生・卒業生・教職員がボランティア・道明寺甲冑隊として出陣しました。午前の部では、赤甲冑(真田幸村隊)と黒甲冑(伊達政宗隊)で身を護った10名と、素敵なお姫様の歴史装束の6名は地域の合戦部隊とともに商店街を練り歩きました。豊臣軍主将・真田幸村の大役を担ったのは、本学の卒業生で、在学中からこの活動に携わってきた松田さんです。真田幸村隊として、日本学科の森嶋講師と3名の学生若武者参戦しました。伊達政宗隊の隊長は、現在、市役所で勤務する本学卒業生の植田さんが務め、日本学科の矢羽野教授、経営学科の後藤講師と学生若武者たち3名も出陣です。
その後、道明寺駅から電車に乗り込み、藤井寺駅、古市駅で劇団員の「道明寺おもてなし隊」と協力してグリーティングとご案内を行いました。
午後の部は合戦本番です。二隊が死闘を繰り広げ、勝どきをあげた後、お子様たちも参加する、楽しいチャンバラ大会(風船割り)を実施しました。怪我や事故のないよう、本学学生たちが安全確保や運営をお手伝いしました。
ちなみに、ボランティア隊長の経営学科の天野教授は、大きすぎと太り過ぎのため、入る甲冑がなく、足軽としてひたすら斬られまくる役になりました。
道明寺地区では、今年春から新たに古民家を改造した地ビール工房・チャレンジキッチン・観光案内所の
MONZEN(門前) https://domyojimonzen.com/や、
その家専用の「MY踏切」のある古民家オープンスペース
jichanchi=じいちゃんち https://jichanchi.com/
をはじめ、歴史文化の香り高いユニークな場所が地域の力により、次々誕生しています。
ポテンシャルに溢れた南河内の活性化と魅力づくりを一緒に楽しみながら進めていきましょう。
岡田藤井寺市長と本学の地域連携チーム
参加希望者は、教員の天野、あるいは四天王寺大学 地域連携推進センターまでご連絡ください。
皆さんのご参加をお待ちしています!
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