世界遺産・津堂城山古墳「ハレマチビヨリ」でのボランティアを紹介します!
2022年4月21日
「ハレマチビヨリ」は、「ハレマチフジイデラ」が2018年より毎年実施しているメインイベントです。世界遺産にも認定された、藤井寺市にある巨大前方後円墳「津堂城山古墳」で開催されています。3月27日(日)、第5回となる今年も、新型コロナウィルス感染防止に配慮し、規模や入場人数の制限をしながら開催されました。飲食店のテイクアウトや雑貨、ワークショップ、自治体などのブースが出展しました。
「FRAP=藤井寺ラッピング・プロモーション」とは、藤井寺にある、新しい感性を持つ、異業種の個人店や作家、老舗が協力し、ものづくりや地域の食に関する想いやアイディアを深め、コンセプトを共有しながら市内外に発信していく取り組みです。運営主体を「ハレマチフジイデラ」として社団法人化し、藤井寺の歴史文化、観光と地域活性化、商品企画を結びつけ、行政や企業とも連携した様々な活動を行っており、地域の店舗が主体となったまちおこしのモデルとして注目を集めています。
▲地域のお店の古墳型革小物、古墳ういろう、藤井寺オリジナルクラフトコーラ「フジコーラ」が新発売。
▲男子学生は力仕事や交通整理も担当。
「ハレマチビヨリ」前日は雨天で開催が大変心配されましたが、当日は「ハレマチ」の名に相応しい快晴となり、桜も咲きはじめた津堂城山古墳は、のどかで快適な一日になり、多くの家族連れで賑わいました。本学学生は、日本学科の矢羽野教授チーム、経営学科の天野教授チームを中心に、学部、学科、学年の枠を超えて、午前、午後にわかれ、ボランティア活動に励みました。
学生と教員は手分けして会場の準備・撤収、駐輪場や駐車場の交通整理はじめ、藤井寺の公式キャラクター「まなりくん」のプロデュースやグリーティングを行いました。「ハレマチビヨリ」の開催スタート以来、毎年本学学生の企画として実施している「紙ひこうき大会」は、今年も本学学生チームが開会案内、実施と計測、表彰という一連の運営から、藤井寺名産のお菓子「乳ボーロ」配りまで、ボランティアとして大活躍し、子どもたちに楽しんでもらうことができました。
▲晴れ渡った大空に紙ひこうきを飛ばす子どもたち、計測と景品贈呈式
▲まなりくんグリーティング、古墳コメディアンのミカ墳・マキ墳と両市長のトーク、IBUおもてなし隊
現在は社会人として活躍する卒業生で、地域活動「チームあまやん」の元メンバーの5名が遊びにきてくれました。顔なじみの出店者や市役所、ハレマチビヨリのスタッフや後輩をはじめ、地域の方々との交流を深めました。
▲岡田一樹 藤井寺市長、山入端創 羽曳野市長から学生へ励ましのお声がけをいただきました!
学生の皆さんが、地域の行事やイベントのボランティア活動への参加をきっかけに、藤井寺や羽曳野、そして自分の住む郷土に関心を持ち、公務員やNPO、政治家や起業家、教育者など、様々な立場でまちを動かす若いリーダーへと成長してくれることを期待しています。

