2021年度 法学検定試験ベーシック<基礎>コース合格報告
2022年3月28日
経営学部では、経営学や会計学を基軸として、それらをとりまく憲法や民法、会社法などの法学科目も多数開講しています。本学部では、多様な資格試験合格をサポートするために多くの「ラインセンスセミナー」という授業を設けており、法学科目においても2年後期に、法学検定試験ベーシック<基礎>コースの合格を目標として「ライセンスセミナー(法学)」という講義も開講しています。
法学検定試験は、法学全般に関するわが国唯一の検定試験で、全国規模で実施され、毎年、法学部在学・出身か否かを問わず、多くの学生、社会人等がチャレンジしています。
そのうち、ベーシック<基礎>コース(法学の初学者が知っておくべき基礎的なレベル)は、「法学入門」「憲法」「民法」「刑法」といった基本法についての基礎知識・能力を測る試験です。
「法学検定試験2021年度受験要項2頁『法学検定試験5つの特徴』より」
2021年度の合格点は60点満点中34点(excellent合格点:52点)、合格率は64.4%でしたが、授業を受けて検定試験を受けた12名の学生たちがみごと合格することができました。さらに、このうち4名がexcellent合格※に認定されました。
※excellent合格とは、特に優秀な成績を収めた人が認められる制度です。
今回は合格者を代表して、公共経営専攻所属の井上さん、酒井さん、藤岡さんの3名にインタビューしました。
- 井上さん
- 酒井さん
- 藤岡さん
Q.この資格をめざしたきっかけはなんですか?
井上さん:以前から憲法や民法の勉強をしており、自分の力を試すために受けました。また、将来、公務員になりたいので、公務員試験対策の一環で取り組みました。
酒井さん:両親から資格取得を勧められて、軽い気持ちで受けてみました(笑)。
藤岡さん:先生に勧められたことと、公務員試験対策の授業もあったので受けました。
Q.みごと合格を果たした感想をどうぞ!
井上さん:エクセレント合格を果たせてとてもうれしかったです。休みの日や授業の空時間に勉強した甲斐がありました。
酒井さん:純粋にうれしかったです。何かをやり遂げるのはとても気分がよいです。
藤岡さん:合格できたらいいな・・・くらいの軽い気持ちだったので、エクセレント合格にはびっくりしました。
Q.合格するために取り組んだことを教えてください。
井上さん:ひたすら問題集の解説を読みました。その中でわからない単語が出てきたら、自分で調べたり、先生に質問して教えてもらいました。どうしても分からないところは丸暗記しました。テストまでに、問題集の全単元を3、4回繰り返し勉強しました。
酒井さん:まずは真面目に授業を受けること。あとは1週間前ぐらいから全力でテキストの2回目を頑張りました。
藤岡さん:ひたすら問題集を解きました。試験直前の3日間はとくに集中して勉強しました。1週間くらい前からやっておけばよかった・・・とあとになって思いました。
Q.これから検定試験にチャレンジする方たちへメッセージをお願いします。
井上さん:法学検定は、将来、公務員をめざされている方にお勧めの資格です。法学検定を通して憲法や民法などを幅広く学習できるので公務員試験の対策になります。また、本学で開講している憲法や民法の授業でもその力を養うことができます。問題はテキストから半分以上出るので、しっかり時間をとって学習すれば合格できます!皆さんも是非受験してください!
酒井さん:こんな僕でも合格することができたので(笑)、皆さんも肩の力を抜いて気楽にチャレンジしてみてください!
藤岡さん:法学検定試験は履歴書にも書ける資格で、勉強すれば必ず合格できる試験なのでオススメです。
経営学部では、この他にも簿記や販売士、秘書、日商PC検定など、さまざまな資格を取得するための授業を開講しています。大学時代は4年間と長いので、キャリア目標に向かって、計画的に資格取得をめざしてじっくり取り組むには最適といえます。4年間で複数の資格を取得する人も多数います。
高校生のみなさん、本学経営学部で経営学や法学などの専門分野を幅広く学び、その学びを活かして、将来の仕事に役立つ資格や知識を身につけてみませんか。
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