経営学部 経営学科
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第7回IBUビジネスプランコンテスト〜コロナを超えて、出でよ、未来の起業家たち〜

経営学科では、学科を特徴付けるプロジェクトとして、IBUビジネスプランコンテスト(通称「IBUビジコン」)を毎年度末に開催しています。

昨年の模様はコチラ↓

出でよ!未来の起業家たち 〜第6回IBUビジネスプランコンテスト

 

コンテストに留まらず、社会を変革・貢献するイノベーションに取り組む学生起業家の輩出をめざします。新商品や、新サービス、アプリ開発、行政・公共サービス等に加え、今年度はコロナ対策と新たな社会を特設テーマとして設定しました。

学生たちはマーケティングや商品企画、財務管理や人的資源管理など、これまでの経営学科のカリキュラムで学んできた知識を総動員し、個人またはグループで事業計画書としてまとめ、プレゼンテーションを作成、ビジネスプランの独創性や完成度を競います。

 

経営学科の1年生は、企業経営専攻・公共経営専攻の全員が担任の指導のもと、クラスでプランの作成に取り組み、クラス内で一次選考を行い、選ばれた上位1名が二次選考に進みます。さらに、2年以上は各ゼミや、「ビジネスモデル研究」「アントレプレナー論」などの専門科目の授業内で広く募集するとともに「商品企画論」「起業研究」「女性と起業」「二世経営特論」などの授業で、事業計画のブラッシュアップも行います。教育学科や社会学科、日本学科の学生も含め、約220プランの提案がありました。

今年はコロナ禍により、例年のようなプレゼンテーションによる最終審査を全員で実施することが困難となったため、二次審査を通過した18チーム・個人が事業計画書や、プレゼン資料などを提出し、経営学科専任教員全員と関連科目の非常勤講師の合計20名がアイディアの独創性、社会的意義と学生らしさ、将来性と収益性の観点から持ち点7点の投票により最終審査を行いました。いずれも周到な準備や熟考を重ねたもので、大変な力作ぞろいでした。

21点という圧倒的支持で優勝に輝いたのは、経営学科3年生・川端洸人さんによる「お気楽弁護士 JUDGE」です。


インターネットを通じ、気軽に弁護士と相談、支援が受けられる仕組みです。日本では欧米とは異なり、弁護士を利用することはまだ一般的ではありませんが、近所付き合い等での隣人問題、パワハラやセクハラやリストラ、また、インターネットやSNSを介したトラブルも目立つ中、弁護士の潜在的なニーズは拡大していると考えられます。スマホからの相談という簡便な依頼により、資格は取ったが仕事がない若手弁護士に活躍の場を提供しながら、安全、安心な生活が実現するものです。収益計画、ビジネスモデルとも非常に高い完成度でした。

 

12点で準優勝となったのは、日本学科2年生・矢田詩帆吏さんによる「遠隔ミュージアム みゅーてれ」です。


スマホアプリでアバターを操作し、デフォルメされた複数の美術館をバーチャルで巡ることができるもので、作品を3DやVRでみたり、音声で解説を聞いたりすることができます。また、美術館側には入館料収入を提供し、経営改善に結びつくほか、コロナ終結後に実際に足を運ぶきっかけづくりや、ミュージアムショップの通販販促にも貢献できる内容で、若者がゲーム感覚で美術に親しむきっかけともなります。

 

11点で特別賞に選ばれたのは、経営学科4年生・福岡成樹さんと長福潤平さんによる、マンション・管理組合向け家電シェアリングエコノミー「ハンドレント」です。


マンションでは、住民が年に1、2回くらいだけ使いたい、あるいは臨時に必要となるが、買うのは高価である様々な機材や、イベント用の道具があります。これを、地域の複数マンションで共有し、管理人室を保管場所にして、必要な時に定額会員制でシェアするもので、管理組合を顧客とし、管理人をスタッフとして活用することで、コストと便益を実現させます。また、マンションの魅力化で空き室の減少も見込めます。福岡さんと長福さんは、卒業後は実際にビジネスを実現するための準備もスタートしており、実現を前提とした特別賞が授与されました。

 

3位は同点10点で3プランがありました。

経営学科1年生・嶋岡侑吾さんの「食品廃棄ゼロアプリ」は、スーパー等で賞味期限が近づいた食材を、地域の飲食店、複数店舗で融通しながら、販売することで、フードロスをなくすともに、飲食店の集客につなげるものです。

経営学科1年生・寺平陽登さんの「思い出データ化サービス メモリア」は、人生の様々なステージ、ライフログを、VRやAR、動画などを通じて残せるようにする企画で、自分史を思い出とともに遺言や葬式などに活用することができます。

教育学科4年生・森山里咲さんの、「古民家+子供の居場所」は、地域の商店街や住宅地の高齢者の所有する古民家を、子供の居場所として活用、再生し、地域の活性化や、高齢者の生きがいにも結びつけていくという、自身の経験や専攻から生まれてきたプランです。

今回は、2位以下のプランは、ごくわずかの点数差でした。いずれも優れたアイディアと内容で、計画書の完成度と作りこみ、見せ方が順位をわけたと思います。プレゼン大会が実施できていたら、順位は大きく変わっていたかもしれません。

何もないところから、新たなビジネスを作り、価値を創造していく起業家精神(アントレプレナーシップ)は、事業家や経営者だけでなく、公務員や、ひいてはすべての職業人に求められるものです。コロナ禍により、全世界が危機を迎えていますが、この危機をチャンスに変え、時代の節目と変化の中、アフターコロナの新時代を拓く原動力となる、ユニークな商品・サービスが生みだす起業家が本学学生から生まれることが期待されます。

 

 

時間のたっぷりある学生時代の起業は、リスクが少ないだけでなく、広く注目を集めることができ、多くの人が応援してくれます。今日では、資金や技術、ノウハウがなくても、若者の頭脳と感性、そして行動によって、すぐれたプランを提案することで、ベンチャーキャピタルや専門家、クラウドファンディングなどを通じ、資金調達することが可能です。優れたアイディアと熱意を持つ学生には、メンターの紹介から資金調達まで、経営学科でも全面的なバックアップを行います。

2021年度も、経営学科では第8回ビジコンを開催します。学部、学年を問わず、多くの志ある学生の応募と、起業関連科目の受講をお待ちしています!

 

【関連リンク】

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