経営学部 経営学科
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羽曳野いちじく物語・藤井農園での農業体験

羽曳野フルーツといえば、ぶどうの他に、いちじくが知られています。ぶどうが駒ヶ谷から上ノ太子などの丘陵地帯、斜面で栽培されるのに対し、いちじくの産地は誉田、西浦、古市など平地エリアが中心です。大阪府のいちじくの生産量は、都道府県別では、愛知、和歌山、兵庫に次いで第4位。柔らかいため輸送性が良くなく、日持ちもしないため、都市近郊で栽培される新鮮な羽曳野いちじくはブランドとして高価に取引されています。
羽曳野・藤井寺エリアの産業や歴史、観光について体験的に学ぶことができる、「地域連携インターンシップ」の授業では、学外活動として、世界遺産である応神天皇陵のすぐ裏手、羽曳野市誉田にある、農家の藤井農園さんを訪問しました。今回は地域経済について学ぶ天野ゼミ生、昨年度の履修生や卒業生も参加しました。

 

 

園主の藤井貫司さんは、大学を卒業後、サラリーマン生活を経て就農、いちじくの高付加価値化を目指し、ポットでのハウス溶液栽培などの新技術を導入、大阪NO—1(のうワン)グランプリを受賞した若手起業家で、農業体験など、子供や地域の人が農業に親しむための様々な取り組みをされておられます。

参加メンバーは汗をかきつつ、栽培の苦労話や羽曳野の農業についての話を聞きながら、地域の方々と一緒に1日の農作業体験に取り組みました。都会育ちのほとんどの学生たちにとって、いちじくを始め、スーパーでしか買ったことのない、白菜や人参、ズッキーニ、カブ、ジャガイモ、トマトなどの収穫は初体験でした。引き抜くと香りが立ち昇る人参に感動。さらに意外なことに、これまでいちじくを食べたことのない学生も何人かいました。

 

「フルティカトマト」はまるでフルーツのような甘みのミニトマト。茎が細く、ハウス内で上から紐で吊って栽培されます。

 

 

掘ったジャガイモは、土を落として洗い、ホイルに包んで焚き火で焼き、じゃがバターにして皆で美味しくいただきました。

 

 

さて、いちじくは漢字で書くと「無花果」で、花が咲かないように見えますが、実際は実の中に花があり、旬の時期が長く、一個ずつ熟していく、ということからその名があります。「いちぢく」なのか、「いちじく」なのかですが、現代仮名遣いでは後者です。地中海など暖かい地方が原産で、日本では、「桝井ドーフィン(写真中央)」という紫の品種が市場のほとんどを占めています。ぶどうほど種類は多くないですが、羽曳野では市場に出回らない珍しい品種もいくつか栽培されているので、ここで紹介したいと思います。

 

 

濃厚な味の羽曳野産いちじくは、そのまま食べるだけではありません。創作料理の食材としても無限の可能性があり、いちじくうどんやいちじく天ぷらなど新しいご当地グルメ、地域の名物料理も次々と考案され、提供されています。ぜひご賞味ください。

 

【関連リンク】

→藤井農園のHP

→掌のFBページ

→経営学部の学びについてはこちら

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