経営学部 経営学科
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天野ゼミ 日本証券業協会「株式学習ゲーム」成果報告~16名中14名が黒字達成!~

経営学科・天野ゼミでは、激動の資本主義社会において、単に企業等で「給与労働者」として働くだけでなく、時代の変化に即応し、資本主義の担い手として新たに事業や雇用を創出する「起業家」や、企業の活動に対して資金を委ね、その対価としての「キャピタル・ゲイン=資産価値の上昇」や「インカム・ゲイン=配当」などを得る「投資家」を育てることをめざしています。

 

夏学期は、コロナの影響でどのゼミもオンラインで行われましたが、天野ゼミでは、例年通り4月から、オンライン授業と並行して東京証券取引所・日本証券業協会主催のオンライン「株式学習ゲーム」に参加しました。全国の高校生や大学生が参加し、日経平均や個別企業の株式を1,000万円の仮想資金でヴァーチャルに取引を行うものです。

このゲームは、単に投資のテクニックや成果を金額ベースで競い合うものではありません。

現実の経済・社会・政治・金融・経営を、「株価」という数値を通じて、身近に体験し感じること

自己責任原則でリスクをとらえ、自己の財産を適切に管理、運用できるようになること

熟考しながら銘柄を選択する中で、会社研究や業界研究を様々な角度から行い、将来のキャリアに役立てること  など

を狙いとしています。

そのために、テクニカル分析(業績とは関係なく、株価のチャートや移動平均線、出来高から売り時、買い時を短期的に判断)だけでなく、状況分析(社会の動向やヒット商品、話題商品の可能性から将来の株価を予測)、ファンダメンタルズ分析(会社の収益力や総資産額、解散価値から時価の割安度、割高度を判断)などを総合的に学びながら、投資家としての考え方、基本的な投資の方法、リスクの取り方と管理、勇気を持って市場に参加し、リスクに立ち向かう投資家マインドの育成もめざします。このような投資家マインドと知識は、時代がどう変わろうとも、人生を豊かに過ごす一生使えるツールになります。

複数銘柄を組み合わせること、売買を一定回数行うことがルールで、手数料や源泉所得税も引かれます。ゲームは4月にスタート、夏学期終了時の7月10日に中間報告、冬学期開始時、6ヶ月後の9月末月現在で、最終の順位づけを資産合計で行いました。順位、金額は7月時点からかなり入れ替わりました。

今回の優勝者は、前回3位だったBさんです。評価額は11,621,774円でした。準優勝は前回4位のMさんで、11,208,328円、第3位は、前回2位のKさんで、11,203,308円という5,000円ほどの僅差でした。7月時点では、16名中6名のみが黒字でしたが、9月末には好調な日経平均にも支えられ、天野ゼミでは16名中14名が黒字を達成しました。

 

【7月10日現在の順位と運用成績】(黒字7名/16名)

 

【9月28日現在の順位と運用成績】(黒字14名/16名)

 

以下は優勝したBさんの資産推移です。ゲーム好きのBさんが主に投資した銘柄のうち、7974任天堂(購入単価44,070円、評価時単価58,130円)9697カプコン(購入時3455円、評価時6,060円)などが大きく寄与し、1,000万円→1,162万円を達成しました。

ただ、もうお分かりとは思いますが、Bさんの資産額(ピンクのグラフの動き)は、後半は頑張ったものの、オレンジの日経平均のパフォーマンスを上回っていません。平均よりもいかに高いパフォーマンスを出すか、ということが投資家としての本当の実力になります。まだまだ精進と研究が必要ですね。

 

次に、以下は日経平均株価(日経225)のこの1年の動きです。

コロナショックで3月中旬に暴落したものの、現在はコロナ前の水準に戻っています。今後の方向性はどうなるでしょう?それは誰にもわかりません。みなさんも株式市場研究を通じて、資本主義社会を自由自在に泳ぐ投資家をめざしてみませんか?

 

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